2020年度 通信制大学 募集情報を更新しました

最短での免許取得を可能にするスクーリング履修計画

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 通信教育課程のスクーリングには非常に重要な役割があります。① 必修単位の履修、② 遅れを取り戻すボーナスステージ、③ 試験で苦労する科目をクリアするチャンス、④ 仲間づくりなどなど。

 でも、お金もかかりますし、住んでいる場所によっては旅費もかかります。仕事や子育てなどでまとまった時間が確保できない方にとっては心配事のひとつでもありますね。ここでは、そんな不安が少しでも解決できるように、私が経験したことを中心にまとめます。

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スクーリングって何?

 通信教育は基本的にテキストをもとに自宅で学習を進めていきまが、演習など実技の伴う科目は、直接大学に行って「スクーリング」という対面型の授業を受ける必要があります。中には、教職実践演習や実習指導のようにスクーリング必修の科目もあります。

スクーリング必修科目の見つけ方

 必修科目における受講方法が「S」か、もしくは「SR」のみの場合にはスクーリングの受講が必要となります。つまり、科目一覧に、TがなくSしかついていない科目は、スクーリングでしか単位がとれません。さらに、それが教員免許に欠かせない単位であれば「スクーリング必修科目」となるわけです。当たり前のことですが、スクーリングでしか取れない単位でも、自分にとって必要のないもの取る必要はありません。

必修じゃないけどスクーリングで!

 スクーリングにはお金がかかりますが、「単位取得までの期間を早めるため」や、「科目終了試験は難しいから」という理由で科目を選んでも良いと思います。科目終了試験はレポートを期日までに出さなければいけませんし、1回に受験できる科目数も4科目までです。それに、試験を受けても確実に合格できるかどうかわかりません。一方のスクーリングはレポートより先に受講できます。例外もありますが、真面目にやりさえすればまぁ合格できると思います。なぜなら、テストも講義の中で扱ったものを直後にやりますので、少し緊張はしますが確率的に不合格は低くなります。

開設科目や日程はいつわかる?

 スクーリングで知りたいのは、開設科目と日程です。特に仕事をしながらスクーリングに行く場合は早めに予定が知りたいものです。では、いつ、どれくらいの期間通学しなければならないのでしょうか。なんと、今は大学の募集要項と一緒に送られてくる資料で、次年度のスクーリングの予定もわかるのです。これにより、学習計画の段階で作戦が立てられるようになりました。

少しでも効率よく単位を集めたい人

スクーリング開講科目⇒スクーリングに出てから後日レポートを出す。
スクーリング未開設 ⇒まずはレポートを出し、科目終了試験を受ける。

 レポートの提出期限が早いうえに、1回の科目終了試験で4科目までしか受験できないことを考えると、スクーリング科目をいくつか取っていかないとやはり単位の取得に時間がかかっていきます。しっかり計画を立てたいものです。

夏期のスクーリングは長期戦も!

 以前は1週間連続で講義が開設され、1日5講(最大5科目)という設定でした。これだとうまく分散して履修できれば1週間に10単位取得できます。3週間にわたってありますので、すべてフルに活用できれば相当ですね。分かりやすいし1日に一気にやらないので頭の中を整理してゆっくりできるというメリットはありました。ただ、遠方から参加する人は滞在費がかかりますし、日程が長くなればどこかで教員採用試験など他の用事と重なるなど不都合もありました。

 こういったことを改善してなのか、近年は夏期スクーリングも1日半で授業が開講され、数日の日程でサクッと時間割が組まれているようです。2単位科目であれば1日目4コマ、2日目2コマで開講しています。私が1コマずつ6日連続で受講したときと比べると、総時間数は変わっていませんが日程的にはコンパクトになっています。2日間で終わる分、時間的には結構ハードになっています。

土曜・秋期・冬期スクーリング

 そのほかにも、土日や連休、冬季にも2日連続または2週連続日程などで開講されます。近隣の方が中心になると思いますが、全国地方都市でも開催予定がありますので、過年度分の部報などを参考にしてねらいをさだめるのも良いと思います。おそらく、冬季に開催される教職実践演習(教諭)3日間は教育実習後に受講するものなので、1年間で教員免許取得を目指すのであれば冬に避けて通れないスクーリングになると思います。

時間割の組み方(例)

受講科目をどう選ぶか

 夏のスクーリングの場合、開設科目数が多いため複数の科目を受講することができます。私は外国語コミュニケーションと総合演習が必修だったので、その2科目を中心に時間割を組みました。下の表にあるように、2週間(13日間)滞在6科目16単位を夏のスクーリングで取得しました。

 9:00~10:35~12:50~14:25~16:00~
第2週図画工作Ⅰなしなし外国語コミュ外国語コミュ
第3週初等図工法初等体育法初等音楽法総合演習総合演習

 私の場合はたまたま科目終了試験を受験していない科目が、必修科目の日と重なっていたので非常に効率よく受講できました。今はありがたいですね。事前に「予定」が分かるようになったので学習計画が立てやすくなりました。こんな感じで、試験を受けていない科目をスクーリングで取っていけば、小学校教諭2種免許であれば10月の試験くらいまでにほとんどの単位を取り終えることができます。

今の時間割で再構成してみました(笑)

 昨年度まで午前と午後それぞれの時間が長く、2日間で2コマ受講できるようになっていました。これが来年度は見直されて1日半で1科目受講となりました。1科目受講の場合は無駄が無くて良くなりましたが、2科目受講したい場合は2日で済んだものが3日必要になります。逆に、外国語などは午前4日間というような日程だったものが、3日間で済むなど良い点もあります。終了が早くなったのでその日のうちに帰ることができるようになったというメリットも。

2017年度例 短い日程で組めるように工夫されていました。

例えば、8月3日~5日までで国語と音楽の2科目4単位を履修することができます。国語と音楽は8月8日~9日にも開講していますが、同じ時間帯なのでここではどちらか一方しか受講できません。そのような感じで表を見ていきます。なお、科目名の末尾に〔a〕・〔b〕・〔c〕と書かれている科目は、日程違いで開かれる同一科目です。つまり図画工作〔a〕と図画工作〔b〕は同じ図画工作という科目です。

 なお、科目名の末尾に〔a〕・〔b〕・〔c〕と書かれている科目は、日程違いで開かれる同一科目です。つまり図画工作〔a〕と図画工作〔b〕は同じ図画工作という科目です。

日程午前 9:00~13:05午後13:45~17:50
8月3日(木)国語〔a〕か図画工作〔a〕国語〔a〕か図画工作〔a〕
8月4日(金)国語〔a〕か図画工作〔a〕音楽〔a〕か社会
8月5日(土)音楽〔a〕か社会音楽〔a〕か社会
8月6日(日)
8月7日(月)外国語(英語)1A〔a〕か体育〔a〕か図画工作〔b〕外国語(英語)1A〔a〕 か体育〔a〕か図画工作〔b〕
8月8日(火)外国語(英語)1A〔a〕 か体育〔a〕か図画工作〔b〕初等教育実習指導〔a〕か体育〔b〕か国語〔b〕か音楽〔b〕
8月9日(水)初等教育実習指導〔a〕か体育〔b〕か国語〔b〕か音楽〔b〕初等教育実習指導〔a〕か体育〔b〕か国語〔b〕か音楽〔b〕
8月10日(木)算数(a)算数(a)
8月11日(金)算数(a) なし
8月12日(土) なし なし
8月13日(日) なし なし
8月14日(月)情報リテラシーa情報リテラシーa
8月15日(火)情報リテラシーa初等図画工作科教育法(a)
8月16日(水)初等図画工作科教育法(a)初等図画工作科教育法(a)
8月17日(木)発達心理学か初等国語科教育法〔a〕か初等算数科教育法〔a〕発達心理学か初等国語科教育法〔a〕か初等算数科教育法〔a〕
8月18日(金)発達心理学か初等国語科教育法〔a〕か初等算数科教育法〔a〕初等教育実習指導〔b〕か初等国語科教育法〔b〕か初等算数科教育法〔b〕
8月19日(土)初等教育実習指導〔b〕か初等国語科教育法〔b〕か初等算数科教育法〔b〕初等教育実習指導〔b〕か初等国語科教育法〔b〕か初等算数科教育法〔b〕
8月20日(日)
8月21日(月)外国語(英語)1A〔b〕か児童心理学か初等音楽家教育法〔a〕か初等体育科教育法〔a〕外国語(英語)1A〔b〕か児童心理学か初等音楽家教育法〔a〕か初等体育科教育法〔a〕
8月22日(火)外国語(英語)1A〔b〕か児童心理学か初等音楽家教育法〔a〕か初等体育科教育法〔a〕初等音楽家教育法〔b〕か初等体育科教育法〔b〕
8月23日(水)初等音楽家教育法〔b〕か初等体育科教育法〔b〕初等音楽家教育法〔b〕か初等体育科教育法〔b〕

モデル案(8月3日から11日まで9日間滞在)

 東京に9日間滞在することにより、5科目10単位履修できます。そのうち基礎単位扱いの「外国語2単位」は実習条件に入りませんが8単位あればかなり余裕ができますね。科目終了試験1回、フルに受験して全部合格。満塁ホームランのようなものです。

 もちろん、1科目8,000円ですからお金はどんどん飛んでいきます。1年間で教員免許を取得したい!11月中旬に教育実習に行くんだ!でも科目終了試験は怖い!という場合は腹をくくって全部ここで取っていってもいいかもしれませんね。

どちらにしても、冬は教育実践演習を受けに来なければいけませんね!

スクーリングに申込もう!

 スクーリングは、追加はできないがキャンセルはできるので、受講の可能性があるものについては少しでも多めに申し込むことをおすすめします。申し込みはStarWebかスクーリング受講申込票を使います。スクーリングにより申込期限がありますのでご注意ください。キャンセルは、スクーリング受講費を振り込む前までです。もらったお金は返さないのが大学ですので、振り込んでしまったらもうお金は戻ってきません。

StarWebで申込メリット

①早くて便利
StarWebでは、履修手続きしている科目のうち、申込可能なスクーリング科目を日程や授業コードを調べることなく、画面上で確認し、申し込むことができます。

②科目間違いの防止。
StarWebで申し込むと、以下の項目がチェックできるので、申込科目の間違いを防ぐことができます。

・既に履修手続きをしているか。
・日程(時間割)の重複があるか
・既に単位修得済み、またはスクーリングを合格している科目か

③申込科目の確認。
StarWebで申し込むと、すぐに画面上で自身が申し込んだ科目を確認することができます。インターネットが使える、このサイトをご覧いただいている方なら断然StarWebだと思います。

合否の発表・単位取得

 スクーリング受講後、しばらくしてから、スクーリング合否が通知されます。夏のスクーリングであれば10月の上旬に郵送されてきますし、StarWebでも結果を表示しています。ただし、焦って電話で聞いても教えてくれません。10月に単位が揃ったのを確認して即教育実習の手続き。これが小学校教諭2種免許を1年で取る必勝パターンともいえそうです。

レポートも合格すれば単位認定!

 スクーリングに出て安心していてはいけません。ホッとする気持ちはわかりますが、レポートもお忘れなく。なお、レポート提出はスクーリングの前でも良いし後でも良いのですが、早め早めに提出しましょう。
 一応、レポート提出期限の目安は、10月末です。レポート提出目安日を過ぎたとしても学籍が継続している限りスクーリング成績が無効になることはありませんが、スクーリングをせっかく受けたのですからさっさと終わらせて単位をもらってしまいましょう。

 できればスクーリングの結果が来る1か月前に出しておけば教育実習までの必要単位にカウントできますので学習計画にも余裕ができますよね。

次の記事  『スクーリング体験記 』

夏の東京。久々に学生に戻って過ごした2週間は非常に充実した楽しいものでした。単位もたくさん取得でき、教育実習申し込みの条件クリアにも一気に近づきました。今とは少し制度が違いますが、どんな感じだったのかをレポートします。

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