教員採用試験は不安ですか?それとも自信がありますか?

 

 私は本当に自信がなく、いつ採用されるんだろうと不安でしたし、将来のことを考えるとやっぱり心配でした。特に、他の自治体と併願しなければ、チャンスは年に1回しかありません。当時は10倍以上が当たり前の厳しい時代でしたが、不合格通知3回の後に、ようやく合格をもらうことができました。その決め手はやはり正確な情報と効率の良い対策だったと思います。

 今回紹介するのは、『教員養成セミナー』と『教職課程』です。

 私はかつて、この2冊のどちらも定期購読して対策を立てましたが、好みに応じてどちらかに絞ることも可能だと思います。どちらの雑誌でも、採用試験までに必要な対策が計画的に進められます。教職を目指す人が読む雑誌ですが、それぞれ特徴がありますので、読者のタイプによってどちらがおすすめなのかを検討します。

 

 ライバルに差がつくのは教育時事の問題です。自ら情報を収集する力があるのか。教育について本当に関心があるのか。そんなところにもつながります。

 

 では早速『教員養成セミナー(時事通信出版局)』と『教職課程(協同出版)』特徴を見てみましょう。

「教員養成セミナー」を分析

動画で学べる!

 教員養成セミナーは、「教セミちゃんねる」で動画配信をしています。

 

Web動画+テキスト”で学ぶ新しいタイプの教員採用試験月刊誌となっていて YouTube上で講義動画を視聴し、巻末のテキストを使って教職・一般教養の学習ができるという、まさに現代版の雑誌です。公務員予備校もびっくりな内容です。

 

 YouTube講義やデジタル版があるのでスマホやタブレットなどを持っている人は特におすすめです。

 

無理のないカリキュラム!

 教育法規のように試験に欠かせない重要な内容については、1年かけてじっくり対策を立てられます。答申や法規など幅広い内容をポイントを絞りながら分かりやすくまとめてくれるのはまさに神ですね。

 

 雑誌の構成は、前半は読み物教材で後半は問題集形式の試験対策集になっています。バランスの良い内容の構成に加え、その問題量も充実していて教職課程の倍以上はあります。最近ではより分かりやすさを追求し、教員採用試験のために必要なことをシンプルにまとめ上げています。

 

※購入時の割引やデジタル版のサービスについてはこちら

 

自治体ごとの傾向と対策!

 教員採用試験対策には傾向の分析と対策が必要です。何を学習しておけばよいのかを明確にすることがライバルに差をつけます。

 

 教員養成セミナーは、どこでどのタイプの問題が多く出題されているのかを表にまとめていますし、対策する側の視点にたって整理されているので参考になります。

 

 例えば、北海道・札幌市の試験問題には5年中3回教授法から出題されていることがわかります。一方、岩手や山形あたりではこの手の学習指導の問題は出題されていないことがわかります。限られた時間の中での試験対策であればあるほど、どれも同じように学習するのではなく、軽重をつけるということが大切になってきます。

 

 このようなデータは、インターネットや他の雑誌では見たことがありません!おそらく教セミの強さの秘訣はここにあるんだと思います。

 

 教員養成セミナーには、この過去問を参考にした分析に加え、試験の類題を集めた問題集が掲載されています。別冊シリーズまで網羅すれば相当な情報量になります。

 

時事問題はグラフやキーワードで解説

 このような近年の教育課題は必ずと言っていいほど出題されます。資料の出どころもしっかり明記されていて、そこから何を読み取らなければいけないのかもまとめられています。

 正誤問題によく使われる問題ですので、このグラフをイメージできるとそういった問題にかなり強く対応できます

 

答申や提言など重要な通知も網羅

 時代の変化とともに毎回話題になる文部科学省や各諮問機関からいろいろな重要文書がまとめられています。これらは本当によく試験に出ますが、正直なところそれらのすべてに目を向けているのは難しいことです。たとえ、目を通していたとしてもどこが出題されやすいのかまで考えていられないですよね。

 この例であれば、「第6章のここに注目!」ということがわかります。第6章という着眼点だけでもありがたいのですが、その中でもココ!というところまで教えてくれています。こういうように、教員養成セミナーでは取り上げ方の形は様々ですが、必要な情報をコンパクトにまとめてくれています。

 

論作文・面接対策も抜かりなく

 この手の論文対策の情報は、他の雑誌やインターネット上にも多く溢れています。むしろ溢れすぎていて何を見れば良いのかが分からない状態です。小論文は採点者によっても正解が異なることがあるという恐ろしいものです。

 この教員養成セミナーの中にはしっかりとポイントが盛り込まれているので、範囲が絞られ対策に出遅れることなく見通しをもって準備することができるのです。採点をしたことがある方の話によれば、基準はあるけど正解はないそうです。内容的にもかなりしっかりしていますので、まずはこれを読んで自分なりに小論文を書いてみることが必要ではないでしょうか。

 

 基礎基本をマスターし、幅広い知識や様々な角度から物事を見る力をつけて行くことで、多くの人に受け入れられる論文を書くことができるようになっていきます。

 

「別冊」シリーズが魅力的

例えば10月号別冊なら 
第1章 教員採用試験の基礎知識
 ■ 教員採用試験,最新(2019年度)の動向は?
 ■ 教員採用試験,その内容は?
第2章 合格を決める!必勝学習法
 ■ これで完璧!必勝合格スケジュール
第3章 合格を決める!採用試験攻略法
 ■ 筆記試験の攻略法
 ■ 論作文の攻略法
 ■ 面接の攻略法
 ■ 実技・適性検査の攻略法

例えば4月号別冊なら
【第1部】 教員採用試験で問われる「教育時事」とは
 ① 「教育時事」の攻略法
 ② 2018年度教員採用試験「教育時事」出題一覧
【第2部】 今夏ねらわれる!「教育時事」トップ4
 第1章 新学習指導要領
 第2章 いじめ
 第3章 不登校
 第4章 学力調査
【第3部】 あわせてチェック!重要トピック&資料
 ■ News 1 
  中央教育審議会答申「チームとしての学校の在り方と今後の改善策について」
 ■ News 2
  中央教育審議会答申「これからの学校教育を担う教員の資質能力の向上について」ほか「教育時事」Target予想問題

 このように、試験に出そうなポイントを集中して学習し、対策をたてることができます。常に新しい情報が反映されるのも毎月発行の雑誌ならではのよさですね。普通の出版物なら掲載から販売までのタイムラグもありますし、長い期間売られますからその分情報も古くなってきます。本当に、別冊シリーズは魅力的です。

 このように、効率よく試験対策だけに特化したものが欲しいという方であれば『教員養成セミナー』がおすすめです。

「教職課程」を分析

 『教職課程』の特徴は、教職全般に対する知識や考え方が多く盛り込まれていることです。目次を見るだけでもその特徴がよく読み取れます。なお、こちらにはデジタル版はありません。

2018年9月号 (2018年07月21日発売)の目次
【企画特集】
質の高い理論と実践を学ぶ
玉川大学教職大学院における学び

【企画特集】
北海道教育大学教職大学院の魅力

【連載】
教員志望者へ贈ることば 第47回 三石晃生(歴史学者・起業家)

【特集】
教採 灼熱の最終決戦!

【特集】
教育お仕事図鑑2018

【企画】
答えのない時代に現場が求める教師とは

【問題】
2019年度教員採用試験 実施問題速報
高知県(全問掲載)
北海道(全問掲載)
大阪府(一部掲載)
神戸市・京都市・埼玉県・神奈川県・千葉県(一部掲載)

 少しじっくり読んで、教職に就いた際のヒントになる知識や技能も身に付けたいという方であれば『教職課程』がおすすめです。

雑誌を確実に確保する方法

 雑誌を購入しようと思っても、専門雑誌なのでその辺の書店ではなかなか見つからないかもしれません。ネットショップで検索しても、バックナンバーは『売り切れ』という表示が多くなっています。1年1サイクルの講座なので、できればバックナンバーは別冊も含めて全冊欲しいのですが、数週間逃すともう手に入らないというところが多いのです。最初は私もネットをあれこれ探したのですが、最終的には超便利でしかも安い方法を見つけましたので紹介します。

 

雑誌の専門店があった!

 これだけインターネットが普及した時代でいまさら「雑誌?」と思いましたが、そんな中でも雑誌販売を専門的に扱うお店が存在しているのです。

 

 むしろ、専門だから強いのかもしれませんね。中でも、Fujisanは雑誌販売の老舗で、教員養成セミナーや教職課程については、1サイクル単位で申し込むことができます。雑誌の内容や特性を熟知したさすがの対応で、普通の書店ではできないですよね。

 

 世の中には雑誌のバックナンバーを扱っている店はそうそうありません

 

 雑誌って、新しいのを次々の発行するものですから、一般の書店では在庫を置かないようにするのが常識です。しかし、Fujisanは教員養成セミナーや教職課程の特性をちゃんとわかっていて、9月から最新号までの発行分を、バックナンバーも含めてまとめて確保していて、いつでも送ってくれます。しかも、次年度の8月号で自動で購読が終了し、延々と定期購読にならないのです。そんでもって、デジタル版まで読めるんです。これはすごいシステムです。送料無料ですし、どうなっているんでしょうね。

 また、別冊として特集される5冊を含めた契約もできます(デジタル版は別)。1冊ずつ探して購入するより楽ですし、買い漏らす心配もありません。今のところ別冊まで含めて送ってくれるサービスは他のところでは見ていません。

驚異の19冊セット

一番効果的なのは27,900円(税込)
(実際のお届けは通常号13冊+別冊6冊となります)
◆ 送料:無料 初回に発刊済みの号が届きます。以降は発売日に届随時届きます。

ただ、27,900円をまとめて購入する方法もありますが、11,500円(税込)の半年コースもあります。これでも別冊2冊を含む8冊が届きます。お金が厳しい人にはありがたいプランです。

・ 27,900円÷365日=74円 1日あたり約74円。

 こんな計算をしてみました。いずれにせよこれで合格に近づくなら安いものです。人生に大きな影響を与える試験の対策が3万円以下。1年間の受講料と思えば破格の安さですね。教員になったらどれだけ給料をいただけるのか。金額は一瞬高く感じますが、別冊を含めて19冊、1年分ですから小・中学生の通信教材よりはるかに安いです。お金の使い道としてはかなり費用対効果がいい自己投資です。

 バックナンバーを手に入れれば、本人の努力次第で対策の遅れを取り戻すことが可能ですよね。雑誌ですから何度もやり直すことが可能です。そもそも、27,000円で通える予備校なんてまずないし。早めのスタートでライバルに差をつけましょうね。

最新号と定期購読のお知らせ

教員養成セミナー

 教員採用試験対策が充実。分かりやすい言葉で噛み砕いた感じの内容。過去問の掲載量も多い。得に、別冊シリーズがテーマも内容も秀逸です。

教職課程

 教育問題なども幅広く掲載。資料やデータが充実していて考え方が広がる。もちろん、教員採用試験対策もある。採用後も生かせます。

販売取扱店紹介へのリンク

 ここまでは雑誌の比較でしたが、販売店についてはFujisanを紹介しています。手続きも簡単ですのでぜひ利用してみてください。