ここには、皆様からいただいた情報を掲載しています。新しい情報も随時お待ちしておりますので、ぜひご協力をお願いします。万全の準備でレポートを乗り切りましょう!

小学校教諭の教員免許

 ここでは、小学校教諭第1種免許状、小学校教諭第2種免許状、小学校教諭専修免許状(修士の学位が必要)に必要な単位についての情報を交換しています。大学の科目概要で示される科目の到達目標が講義のポイントを最大限要約したものですので、それをレポートや科目終了試験対策の柱にして学習を進めると良いと思います。

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この科目について

 初等理科教育の具体的な内容や指導法や優れた教材、実践例を通して、初等理科教育法の目標とその具体化の方法を学んでいきます。「たのしい科学の授業はいかにしたら成立するか」「その具体的な指導法はどうあるべきか」「優れた理科の教材とはどのようなものなのか」「授業運営で大切にしなければいけないことは何か」「子どもが興味・関心を持つ理想的な理科の授業とは」「授業評価はどうあるべきか」など、実際に教師となって授業作りをしていく際もこのようなことを日々考えることになります。ぜひ、指導のバリエーションを増やし、現場でも生かしていけるといいですね。

(大学講義要綱より)

学習の進め方

 科目の到達目標には、レポートや試験のヒントが隠されています。講義の目標を達成していることが分かるようにレポートや試験で記述します。これで、大きくポイントがずれるということは避けられますね。

 ▶ 合格するレポートの書き方基礎・基本

科目の到達目標

1.初等理科教育の重要性について学ぶ。
2.「たのしい理科の授業の成立条件」について学ぶ。
3.「優れた理科の教材とはどのようなものか」について学ぶ。
4.「学ぶ側(子どもたち)にとって安心でき、かつ意欲的になれるいい授業運営とはどういうものか」について学ぶ。
5.「子どもたちが自信と意欲を持つようになる理科の授業の進め方」について学ぶ。
6.「教材研究はどうあるべきか」について学ぶ。
7.「授業評価とはどうあるべきか」について学ぶ。
8.「理科の授業をする教師の喜び」について学ぶ。

科目の学習の要点

1.初等理科教育の役割とその目標について
2.「たのしい理科の授業の成立条件」について
3.「子どもたちが歓迎する理科の教材」について
4.授業運営法1―問題の提出のしかた
5.授業運営法2―予想のたずねかた
6.授業運営法3―理由のたずねかた
7.授業運営法4―討論のさせかた
8.授業運営法5―実験のしかた
9.「教材研究はどうあるべきか」について
10.「授業評価はどうあるべきか」について
11.「理科の授業を楽しむ子どもたち」について
12.「理科教師の喜び、生きがい」について

レポートの評価

※レポート記述に関して次の観点から評価する。
1.レポート課題が要求している内容について、ポイントを把握し、要点を適切に記述しているか。
2.テキストのコンセプト、キーワードを適切にかつ十分に使って記述しているか。
※以下のようなレポートは再提出となる。
1.1単位につき、1500 字以下のレポート(各テーマについては 750 字以下のレポート)。
2.ほとんどがテキストの写しであるレポート。
3.テキストのコンセプトやキーワードをほとんど使っていない私見中心のレポート。
4.他の受講生のレポートと同じか、あるいはほとんど類似のレポート。
5. テキストの中の具体例をあげていないレポート。

参考文献

『小学校学習指導要領解説 理科編』(文部科学省)
『未来の先生たちへ』小原茂巳著(仮説社)
『授業を楽しむ子どもたち』小原茂巳著(仮説社)
『科学と教育』板倉聖宣著(仮説社)

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○ここでちょっとおまけの情報。

担当学年に特化した定番雑誌!

  日々の学級経営、授業づくりの参考になる情報が学年・発達段階別に整理された定番の雑誌です。現場でも読んでいる先生は結構います。実習などの場合はその学年のイメージをつかむために、事前に1~2冊だけでも目を通しておくといいかもしれませんね。

 毎年買うことは無くても、初めて担当する学年や、久々に担当する学年の時に購入することが多いですね。私は最近はあまり買わなくなりましたが、それでも1年生の担任になった時には今でも買うようにしています。

 なお、お得な定期購読の受付は年度初めのみなので、担当学年が決まったら早めに申し込む必要があります。

レポート情報

 レポートは本文をそのまま掲載していただいて構いませんが、他のサイトや文献をコピペしたものについてはご遠慮ください。できれば、本文というよりはポイントを後輩に説明するように「こんな感じで書いたよ」と書いていただけるとありがたいです。

お寄せいただいた情報

過去のレポート課題例

1単位目

1.「これまでの理科教育の問題点(欠陥)」について、テキストから学んだことをまとめ、それについての私見を述べよ。

2.「これからの理科教育はどうあるべきか」について、テキストから学んだことをまとめ、それについての私見を述べよ。

2単位目

1.「たのしい科学の授業の成立条件」についてテキストから学んだことをまとめ、私見を述べよ

 テキストでは、〈たのしい科学の授業の具体的な例と考え方〉が「未来の科学教育」として紹介されている。それでは、どうしてこのような授業が子どもたちに喜ばれるのだろうか。テキストの「3.授業のもりあがりの秘密」を参考にしてまとめるとよい。

2.「たのしい理科の授業」であるために、授業を進める際に〈気をつけなければいけないこと〉〈大切にしなければいけないこと〉はどういうことだろうか。テキストで学んだことをまとめ、私見を述べよ。

 テキストでは、授業の進め方も含め実際の授業の様子が紹介されている。たとえば「討論」の場面では、どのようなことを大切にし、気をつけて授業を進めているだろうか。子どもたちに「理由」をたずねるときはどうだろうか。テキストの例を参考にしてまとめるとよい。

私のレポート(参考)

 明星大学通信教育、初等理科教育法のレポート。5年以上経過しているので、全文をアップしました。今読み返してみると「?」というところもたくさんありますが、あくまでも参考程度ということで紹介します。

初等理科教育法 1単位目

1、自然に関するこどもの思考の特徴のうちで、「水の三態変化に関する考え方」についてのべよ。

 子どもたちは、自然に関する思考について、彼ら一人ひとりの限りある経験を通して、物事に対する概念を形成している事が多い。日常経験の積み重ねは、子どもたちの中に特定の見方や考え方を情勢していく。そのため、その概念は必ずしも教師が意図するとおりであるとは限らない。科学用語として使用される言葉も、日常生活の中で全く異なる次元で使用されている例が多数あるのである。

 概念の形成について、「水の三態変化」に関する考え方を例に挙げると以下のようになる。子どもは日常生活の中で、融ける、凍る、蒸発する、沸騰する、結露するという現象を目にする事ができる。また、水蒸気や湯気という言葉も普段の生活の場面で頻繁に使用しているものである。子ども達はこのような多様な事象に遭遇しながら、その時々の日常的な要請に応えるべく、物質とその変化に対する固有の見方や考え方を構成していくのである。その結果、蒸発と沸騰や、水蒸気と湯気なども同じ意味を持つ言葉としてとらえられたり、透明の液体をすべて水と表現したり、見えない気体をすべて空気とよんでみたりということになっている場合がある。保存の観念についても、水は蒸発すると、見えなくなってしうため、水の蒸発が水の消滅として考えられたり、氷から水蒸気へと状態が変化していくにしたがって、全体的な重さが軽くなると考えられることもある。

 このような概念の中では、科学的な現象を正しく捉えることは難しい。水の三態変化についての概念が正しく形成される事によってはじめて、ドライアイスによってたつ白いもやは何か、冷たいグラスのまわりについた水滴は何であるかを考える事も可能となるのである。

 子ども達は、彼らが利用可能な少ない情報を駆使し、彼らなりの解釈を構成している。この「彼らなりの常識」を打ち破るような事実に、驚きや面白さも見出す事が可能ではないかと考える。理科の授業では、子ども達の見方や考え方に積極的に関わりながら、その問い直しを十分に保障し、学習指導要領にある「自然の事物・現象についての理解を図り、科学的な見方や考え方を養う」ことを実現していくことが求められる。

2、小学校理科の目標のうち「科学的な見方や考え方を養うこと」についてのべよ。

 小学校理科目標のうち、「科学的な見方や考え方を養うこと」についてであるが、これは「科学的な」と「見方や考え方」に分けてとらえる事ができる。

 まず、「科学的」とは、実証性や再現性、客観性などの条件を満たしたものである。実証性とは、人間の考えた主観的な仮説を、観察や実験などによって検討できるということである。さらに、同じ条件では必ず同じ結果が出るという再現性が必要であり、これらの条件を満たし、多くの人によって承認され公認されているという客観性を持って初めて「科学的」と言える。続いて「見方や考え方」であるが、問題解決の活動によって子どもたちが習得する方法や手続と、その方法や手続によって得られた結果および概念の両方を意味するものである。

 以上のことから、「科学的な見方や考え方を養うこと」は、子ども達が持っているさまざまな見方や考え方を、観察や実験などの問題解決の活動を通して、少しずつ科学的なものに変容させていくことである。その際、その概念を獲得していくプロセスも重要であり、子どもが自然の事物現象に対して自ら課題を見い出し、その課題解決のための実験・観察方法を考え、解決の見通しを立てる力を育んでいくことも求められている。

 学校の授業においては、子どもたちが予想の話し合いや、結果の発表を発表しあう場の設定など、情報交換する場を随所に設けるなどの工夫も必要である。子ども達一人ひとりが、自分が立てた予想や仮説をまわりの子ども達と、比較・検討する等の活動を通して、見方や考え方を変容させていけるように充分に配慮する。その事が、科学的な概念の獲得や、新しい課題や変化に対しても,自ら問題を見いだし解決していくための手段等の、「科学的な見方や考え方」に結びついていくと考える。

初等理科教育法 2単位目

1、環境教育の課題としての「環境保全の基礎」について述べよ。

 環境教育の課題としての、「環境保全の基礎とは、「環境倫理観」を育てることである。わが国では、1990年代に入って、ドイツの環境保全の政策や市民の活動に関心が高まってきた。ドイツの環境保全対策の成功の鍵となっているものは、市民の環境問題に対する意識である。わが国でも、様々な取り組みがあるが、足並みはそろっているとは言えない状況である。環境保全の取り組みの成否については、国民ひとりひとりの意識によるところが大きい。
 ゴミ問題においても、「リサイクルが必要だということは分かっているが・・・」といいつつも、好ましい行動がとれずに、自分の一時的で情緒的な反応に身をゆだねる人が多い。そもそも、わかっていくプロセスには、「なんとなくわかる」「知識としてわかる」、そして「わかって行動できる」という段階がある。最後の「わかる(できる又はこうどうできる)」というものが、本当にわかったという段階であり、環境教育においても求められる部分である。
 行動できる人とできない人の違いは何か。それは、心の反応と行動の自律の中枢である前頭葉に自主的な判断を生み、行動をみちびくものとなる「環境倫理観」が備わっているかどうかである。この「環境倫理観」を育てることこそが環境教育の基本である。
 ドイツでは、環境問題へ対する行動の規範としての環境倫理観の形成が「朝な夕な」の教育を通じて日常的に行われている。家庭で、または学校での何気ない言葉などを通しても育てられているのである。現在の日本では残念ながら家庭や学校で継続的に環境倫理観がそだてられるような状況とはなっていない。紙の使い方や電気、水の使い方、ごみの分別など日常生活のいろいろな場面で環境保全を考えた行動をしていくことが大切である。われわれ国民一人一人が、自覚をして行動吸うrことで、子どもたちにも望ましい「環境倫理観」を育てることが可能となると考える。なんとなく行動してしまう、「なりゆき任せの容体から、自ら歴史をつくる主体」(ユネスコ『学習権宣言』1985年)となれるように、子どもだけではなく、周りの大人も意識を高めていくことが求められるし、子供に伝えていくことが必要である。

2、「指導計画の作成と各学年にわたる内容の取扱い」についてのべよ。

「指導計画の作成と各学年にわたる内容の取り扱い」について配慮すべき点をあげる。
まず、「指導計画の作成」については、「A生物とその環境」「B物質とエネルギー」及び「C地球と宇宙」の相互関連を図り、指導の効果を高めるようにする。各区分の枠にとらわれることなく、関連させながら単元を構成したり、順序や指導体制を工夫したりして、指導の効果を高めるとともに、児童が主体的な問題解決の活動を行い、科学的な見方や考え方をはぐくむことができるように配慮する。
 各学校で、「年間指導計画」を作成することになるが、地域の特色を生かし、指導時間の弾力的な扱いも含め、児童の学習活動がゆとりをもって行えるように展開を工夫することが必要である。その際、教室の中だけではなく博物館や科学学習センターなど、各地域の身近な自然に関する情報源を積極的に活用することを指導計画に位置付けるようにすると、児童が学習を進めるうえで効果的である。以上のことに加え、指導計画の作成にあたっては、児童が自ら学習を振り返ったり、ものづくりをしたり、日常生活と関連付けたりして学習内容について実感を伴った理解ができるように単元構成の工夫をはかることが大切である。
次に、「内容の取扱い」については、観察・実験・栽培・飼育・ものづくり始動について、地域の実情に応じて児童が主体的な問題解決を行い、ねらいが達成できる教材を選定することが求められる。指導内容に応じては、コンピューターや視聴覚機器など適切な機器を選ぶとともに、その扱いに慣れ、それらを活用できるようにし、さらに事故防止にも十分留意する必要がある。
 理科の学習は、自然の事物、現象を対象にした問題解決の活動であり、自然に直接かかわりながら学習が進められる。そのため、生物、天気、川、土地などの内容を扱う際には、野外に出かけ、地域の自然に親しむ活動を多くとりいれるとともに、自然環境を大切にする心や、良い環境を作ろうとする態度をはぐくんでいけるようにする。学級全体で問題解決に取り組むことに加えて、問題別、方法別などのグループや個人の問題解決の活動も取り入れることも考えられる。ここの児童が主体的に問題解決活動を進めるとともに、学習の成果を日常生活で見られる自然事象の理解に活かすようにしていく。このような学習の展開に当たっては、問題解決のための十分な時間と場面を効果的に設定していくことが大切である。

・不合格となったレポートのコメント
 何がダメなのかということがわかれば、今後レポートを書く方々にとって大変参考になると思います。

・工夫したところ
 悩みの多いレポート、どうやって合格したのか。

・レポートそのものの書き方
 はじめ、中、終わりをどのような柱で書いたのか簡単に。なお、投稿される際は、何の課題について書いたかがわかるように、課題を1行ほど書いていただけると助かります。