しっかり準備しているにも関わらず自分の授業がうまくいかないことがあります。また、授業の最初は盛り上がるけど、だんだん盛り下がっていく悲しいパターン。気付けば自分ばかりが話しているなんていうことも・・・。ここでは、日々のどの授業でも使える「指導のバリエーション」を紹介します。

発言のさせ方いろいろ

 子どもに何かを発言させるときに、手を挙げている児童にだけ当てていてはだんだん答えてくれる子は少なくなってきます。ここでは、発言のさせ方を紹介します。これだけでも先輩の先生は、「おっ?やるなぁ。」って思いますよ。

① 一斉発言

 分かったこと。見えたことを一斉に声に出す。指名したら一瞬で静まるようにする。

② 意図的指名

 机間指導などで、子どもの思考を見取ります。指名されたら返事をする。絶対に何かを話すことを約束します。子どもが発言できるように考えて指名します。発表が苦手な子にとってはチャレンジになりますが、発言できるように線を引いておくなどの手を打っておき、成功体験を積ませることで自信と安心感につながっていきます。

③ 列指名

 答えることがたくさんあるとき、反復練習などのとき、音読などのときに使えます。

④ リレー指名

 発言した子が次の子を指名します。

⑤ フリー発言  

・ 発言したい子が3人立ちます。  
・ 一人発言したら次の人が立っていきます。
・ 最初に指名した子の近くから発言する。立った順に発言するなどのルールを作ります。

◎ 発表の型はひとつではありません。他にもあります。授業の流れや意図によって使い分けられるようにします。

書かせ方いろいろ

① びっしり書く

 書く力を育てるときに、まずは徹底的に量を書かせます。観察カード、ノートの感想、お手紙、何かのワークシート、作品カード。「びっしり書きましょう。」と指示をだします。足りない場合は、「君のびっしりってこういうこと?」と返します。もちろん、子どもの実態に応じてヒントやキーワードなどを示すことも必要です。例えば・・・同じ言葉は使わない。話しかけるように書く。思考の変化がわかるように書く。など徐々に内容面を高めていきます。

② 丁寧に早く

 ノートでもテストでも漢字でも何でも素早さと丁寧さを求めます。 すぐには身につきませんが、言い続けます。例えば・・・見やすいノートを掲示してモデルを示したり、書き終わったら姿勢を正して待たせたりするなどの動きをさせることで、スピード感も出ます。

※板書したことをすべてノートに書かせる必要はありません。ノートに書くべきことを事前に指導しておくといいです。

机間指導ですること

① 全員が課題に取り組めているかを見る

・まずは、暇をしている子がいないかを見ます。
・ 終わった子に対しての指示も、必要に応じて追加します。(ルールをつくっておいてもよい。)

例えば・・・一斉指導だけでは対応できない子がいます。どんな手だてが必要か予想を立てておき、すかさず支援します。

② 指名計画をたてる。

・ ボールペンやマーカーペンで印をつけてあげると、子どもは安心します。
・ 先生が印をつけたところは、正解、不正解に関わらず価値ある考え方と伝えておきます。

例えば・・・見やすいノートを掲示してモデルを示したり、書き終わったら姿勢を正して待たせたりするなどの動きをさせることで、スピード感も出ます。

③ より発展的な思考を促す。

・「なるほど、こんな考え方もあるね。」「もう3つも書けたんだ。」など、刺激することも。
・先生が誰かにする助言は自分へのアドバイスになることも伝えておく。
・ ヒントをつぶやくことも。「おお、○〇で考えたんだね。」「〇ページを見たのか、さすが。」

例えば・・・時にはそんな子がいなくてもつぶやいたりしますけど。

最後に・・・「何回も教えたから」「何回も言ったから」といって、できるわけではないのです。言ってできたら苦労しないので、どうやって身に付けさせるかまで考えます。まずは、日々の授業づくりの時間を捻出します。何分でこれをやる。最低限30分間は授業準備などと決めるのもよいかもしれません。(うまくルーティン化できるといいですね。)

先生になろう・採用試験対策!

 今日は採用試験に向けて何か対策は進みましたか?1日1つ、何かしら積み重ねていきましょう。既に次の試験までの残り日数は○日です。数えてみてくださいね。対策プランがない方はこちらも参考にしてみてください。