ここには、皆様からいただいた情報が掲載されています。新しい情報も随時お待ちしておりますので、ぜひご協力をお願いします。万全の準備で、科目終了試験を乗り切りましょう!

学校図書館司書教諭とは

 学校図書館司書教諭とは、教育職員免許法に定める小学校・中学校・高等学校・特別支援学校(盲・ろう・養護学校)のいずれかの普通免許状を所持している人が、法令で定める必要な単位(計10単位)を取得することで資格を得ることができます。その資格を持った者が学校で勤務する際に「学校図書館司書教諭」となることができます。

この科目について

  • 読書の意義について理解する。
  • 子どもの読書の推進に関する法や施策について理解する。
  • 児童・生徒の読書の現状や、学校で行われる読書活動の現状を理解する。
  • 読書と児童・生徒の発達との関係、発達段階に応じた読書指導の方法を理解する。
  • 読書指導の方法(ストーリーテリング、読み聞かせ、ブックトーク、アニマシオンなど)を理解し、人と本をむすびつける技術を学び、読書活動を計画する。
  • 学校図書館における読書材の選択と提供を理解する。
  • 学校図書館の読書センターとしての機能と役割を学習する。

(大学講義要綱より)

学習の進め方

 科目の到達目標には、レポートや試験のヒントが隠されています。講義の目標を達成していることが分かるようにレポートや試験で記述します。これで、大きくポイントがずれるということは避けられますね。

 ▶ 合格するレポートの書き方基礎・基本

科目の到達目標

  1. 読書の意義について理解できるようになる。
  2. 子どもの読書の推進に関する法や施策について理解できるようになる。
  3. 児童・生徒の読書および学校での読書活動についてそれぞれの現状を理解できるようになる。
  4. 読書と児童・生徒の発達との関係について理解し、発達段階に応じた読書指導ができるようになる。
  5. 読書指導の方法を理解し、校内での読書活動の計画ができるようになる。
  6. 学校図書館における読書材を選択し、提供できるようになる。
  7. 読書センターとしての学校図書館の機能と役割を理解できるようになる。

科目の学習の要点

  1. 児童・生徒にとっての読書の意義
  2. 子どもの読書推進に関する法と施策
  3. 児童・生徒の読書の実態と学校図書館の現状
  4. 読書能力の発達と読書興味の発達
  5. 児童・生徒の発達段階に応じた読書指導とその計画
  6. 学校における読書活動とその指導方法(読み聞かせ・ストーリーテリング・朝読書・ブックトーク・読書のアニマシオン)
  7. 学校図書館の選書基準、選書ツール、リクエスト
  8. 学校図書館における読書環境の整備と校内協力体制
  9. 読書センターの機能をもつ学校図書館における司書教諭の役割
  10. 読書活動推進のための家庭、地域の読書関連施設、公共図書館、地域社会との連携と協力
  11. 司書教諭の役割

レポートの評価

 レポートは,『レポート課題・レポート作成に当たっての解説』を熟読した上で作成すること。授業の企画(指導案)は,自身で立案したものであること。

 教科書の写しや、他の文献の写し、他人のコピーと思われるものは不正レポートとして認められず、評価の対象とはならないので注意してください。 

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レポート情報

  以下は、皆様からの情報提供によるコンテンツです。ご協力をお願いします。レポートは本文をそのまま掲載していただいて構いませんが、他のサイトや文献をコピペしたものについてはご遠慮ください。できれば、本文というよりはポイントを後輩に説明するように「こんな感じで書いたよ」と書いていただけるとありがたいです。ページ下部のコメント欄に書き込みができますので、新しい情報をお待ちしています。ぜひお一人1件!すると、1か月で数千件になります。

・不合格となったレポートのコメント
 何がダメなのかということがわかれば、今後レポートを書く方々にとって大変参考になると思います。

・工夫したところ
 悩みの多いレポート、どうやって合格したのか。

・レポートそのものの書き方
 はじめ、中、終わりをどのような柱で書いたのか簡単に。なお、投稿される際は、何の課題について書いたかがわかるように、課題を1行ほど書いていただけると助かります。

お寄せいただいた情報

1単位目

 児童・生徒の読書活動の推進における学校図書館、公共図書館、家庭、地域の連携・協力関係について、あなたの身近な地域における取り組みを調べ、論述しなさい。

 読書とは、人間の生涯にわたって続けられる知的活動であることを理解し、なぜ読書をすることが望ましいのか、そのために発達段階に応じて、どのような方法で子どもと本を結びつければよいのか、どのような人々が子どもと本を結びつける役割を担っているのかを、順に理解していただきたい。その際、成人が行なう読書の観点から考えがちであるが、児童・生徒にとっての読書についてであることに留意していただきたい。

 児童・生徒の読書活動は学校教育の中だけで十分に行えているだろうか。児童・生徒の読書の現状や、学校で行なわれる読書活動の実態を把握していただきたい。子どもの読書の推進に関する国の施策や各自治体の計画について、インターネットや学校図書館や図書館関連雑誌などを利用して、今どのような取組みが行われているのかを知ることは大切である。その上で、身近な地域では児童・生徒の読書活動の推進において学校図書館、公共図書館、家庭、地域などが、どのような連携・協力関係にあるのか。そして、それぞれがどのような取り組みを行なっているのかを調べていきたい。

 自分の身近な地域で行われていることと、すでに自分自身で調べた他の地域で行われていることとの相違を見ることから、今後の課題について考えていけるようにしたい。本課題では、テキストの書き写しではなく、実際にどのような内容の取り組みが行われているのかを自分自身で調べることを期待している。

 くれぐれも調査は、自分自身で実際に入手できる情報・資料を利用することを通して行なっていただきたい。学校・学校図書館、公共図書館、各自治体などに本課題解決のための情報提供を求めるのではなく、自分自身で入手できる情報・資料を通して、レポートをまとめていただきたい。

私見です

 札幌市では、「雪・環境・読書」を合言葉に各学校での教育活動の工夫が行われています。図書館での読み聞かせや、学校でのボランティア活動、開放図書館など活動は多岐にわたっています。寄託図書といって、学校間で学級分、学年分まとめて貸し借りすることもできますので、調べ学習や朝などの一斉読書で活用している学校も多いです。一方で、子どもの読書時間や、読書への関心、読む本のジャンルの偏りなど目を向けるべき問題はたくさんあります。朝の読書時間を設定している学校も多くありますが、子どもが何を読んでいるのかを把握し、教育的な手立てを打つとともに、教師自身が読書する姿を見せていくことも大切だと思います。

2単位目

 ブックトークの計画を立案し、その留意点と工夫について述べなさい。

 児童・生徒にとっての読書とは、学力や社会性の発達を促進するものと期待されていることから、学校教育の中で読書活動が推進されている。児童・生徒の読書活動は学校教育の中で十分に行えているだろうか。児童・生徒の読書の現状や、学校で行なわれる読書活動の実態を把握していただきたい。

 小学校入学から高等学校卒業までの読書活動においては、児童・生徒の発達と読書の関係、発達段階に応じた読書材、読書傾向、読書指導の方法などについての理解が不可欠である。読書指導の方法については、テキストで紹介されているように様々な方法がある。本課題では、読書指導の一法として「ブックトーク」を扱う。ブックトークとは何か、ブックトークの目的とは何か。ブックトークはどのように行うのか。ブックトークの留意点とは何か。これらを理解した上で、実際にブックトークを見る機会を自分自身でつくることも大切である。まだ実際に「ブックトーク」を見たことがない人は、身近な図書館で行なわれるブックトークに足を運ぶことも必要だろう。実際に「ブックトーク」を見る機会を得ることが難しい環境にある人は、ブックトークについての参考文献や事例報告などから「ブックトーク」への理解を深めるよう努力していただきたい。

 ブックトークを計画する際には、児童・生徒の発達と読書の関係や発達段階に応じた読書材への理解が求められる。誰を対象にブックトークを行うのかを念頭に、どのような読書材を選べばよいのかを考えていただきたい。同じテーマで何冊も本がある場合、なぜその本を選んだのかを明確にできることが重要である。そしてどのような紹介をするのかを考えていただきたい。レポートの中に、ひとりひとりの工夫が見られることを期待している。 レポートの最後に、ブックトークで扱う図書の書誌事項を「参考文献」として記述していただきたい。記述の方法は、テキストの「参考文献」の記述を参考にしていただきたい。

私見です

 私なら、宮沢賢治が好きなので、宮沢賢治の年表を示し、その頃の世界の様子や賢治を取り巻く環境、考え方と作品を結びつけながら語ってみたいですね。6年生の教材にもありますが、「やまなし」の授業の際に似たようなことをクラスでやりました。歴史を学習したあとということもあり、イイ感じでできましたよ。

 4年生なら「ごんぎつね」があるので、新見南吉シリーズ。5年生なら「伝記」を扱うので、テーマを決めて偉人を紹介するのもいいかもしれませんね。一人一人の工夫というあたりから、児童が興味を持てる導入や、目的意識の持たせ方、その後の読書につながる投げかけなども考えていくといいのではないでしょうか。