ここには、皆様からいただいた情報を掲載しています。新しい情報も随時お待ちしておりますので、ぜひご協力をお願いします。万全の準備で、スクーリングやレポートを乗り切りましょう!

教員免許・学科共通科目

 教員免許取得に必要な「教育職員免許法施行規則第66条の6」に定める科目です。日本国憲法、体育、外国語コミュニケーション、情報機器の操作の各2単位の計8単位が必要です。どの科目も明星大学を含め4単位開講しているところが多くありますが2単位分で大丈夫です。(学生募集要項P59あたりの「教育職員免許法施行規則第66条の6」に定める科目。を参照してください。)

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この科目について

 教員免許をすでに持っていても、その免許の取得時期(入学年度)によっては、コンピュータリテラシー(旧:情報学概論)を履修しなければいけません。大学で同じような科目名のものを履修している人も多いと思います。それだけに、納得がいかない人も多いと思いますが、これを履修しないと免許申請ができないので、仕方が無く科目を追加履修しました。当時はこれが結構難しいと通信学生の中では話題でした。レポートはなんだかんだ言って通りそうですが、やはり課題が難しいと思います。ただ、今になって分かったのは、4単位も取らなくてよかったということ。外国語と合わせて5,6万円は余計に払ってしまいました…。何もない時期なら「自分のため」と割り切れるのですが、出費もかさむし、いろいろ忙しい時期。スクーリング代、受講費、レポートに費やした時間…結構余計にかけてしまったとちょっとがっかりしています。

 さて、この科目は、aでは情報倫理に関したところを中心に学習する。情報化社会(特にネット社会)の中で非常に問題になっている影の部分を認識し理解することで、みなさんがインターネットを安全に活用出来るようになることが目標である。また、bは少し話題を広げて、コンピュータとネットワーク技術の基礎から情報の活用におけるルールやマナー(情報倫理)まで、情報化社会の中で生活するための基礎的な知識を身に付けることが目標である。  

(大学講義要綱より)

 ▶ 小学校 ▶ 幼稚園・保育士   ▶ 国語  ▶ 社会
 ▶ 数学  ▶ 英語  ▶ 理科  ▶ 音楽   ▶ 美術

学習の進め方

 科目の到達目標には、レポートや試験のヒントが隠されています。講義の目標を達成していることが分かるようにレポートや試験で記述します。これで、大きくポイントがずれるということは避けられますね。

 ▶ 合格するレポートの書き方基礎・基本

科目の到達目標

 この科目は、コンピュータとネットワーク技術の基礎から情報の活用におけるルールやマナー(情報倫理)まで、情報化社会の中で生活するための基礎的な知識を身に付けることが目標です。

科目の学習の要点

情報リテラシーa

1.ネットワーク社会でのモラルとマナーについて
2.個人情報や知的財産について
3.ネットワーク社会での生活と危険性について
4.情報セキュリティとネットワークの被害について

情報リテラシーb

1.コンピュータとソフトウェアの基礎的な仕組みを学ぶ。
2.インターネットの基礎的な仕組みと利用方法を学ぶ。
3.メディアとその表現について学ぶ。
4.ネットの脅威とセキュリティについての認識を深める。
5.情報化社会のルールとマナーについての認識を深める。
6.情報化社会の現状と IT 企業について再認識する。

レポートの評価

 レポートの作成にあたっては、テキストを参考にして、あなたが実際に生活している情報化社会の中で、見たり、聞いたり、体験したりしたことを出来るだけレポートに反映すること。不正レポート(参考資料のコピ Web ページのコピー等)は評価しない。

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スクーリング情報

  以下は、皆様からの情報提供によるコンテンツです。ご協力をお願いします。

お寄せいただいた情報

まだ情報がありません。新たな書き込みをお待ちしています。

・講義の様子
 特別な持ち物や服装などがあれば教えてください。

・参加して感じた事
 講義の様子やテストのことなど差支えのない範囲で教えてください。先生や仲間の批判はご遠慮ください。

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レポート情報

 レポートは本文をそのまま掲載していただいて構いませんが、他のサイトや文献をコピペしたものについてはご遠慮ください。できれば、本文というよりはポイントを後輩に説明するように「こんな感じで書いたよ」と書いていただけるとありがたいです。

お寄せいただいた情報

レポート課題例

 旧カリキュラム時代と比べてずいぶん身近で考えやすくなったと思います。

WC1050 情報リテラシーa

1単位目 インターネット社会になって便利に感じたことを述べよ。

2単位目 インターネット社会の光(良い点)と影(悪い点)について調べ、その影をなくすための解決策について述べよ。

WC1060 情報リテラシーb

1単位目(1)メール(ケータイ・PC)の問題点を述べよ。

1単位目(2)メール(ケータイ・PC)のマナーについて述べよ。

2単位目(1)情報モラルについてあなたが感じたことを述べよ。

2単位目(2)ネットワーク社会についてあなたが感じたことを述べよ。

旧レポート・情報学概論1単位目

(1)高度情報化社会の特徴を、それ以前の社会との対比において記述しなさい。

 近年、情報社会が叫ばれているが、情報社会とは情報が我々の社会生活に大きな影響を与えている社会である。情報技術の発達は、地理的・時間的制約を取り除き、我々の生活範囲を拡大した。我々の暮らす社会は、時代の流れとともに「農業社会」から「工業社会」へ、そして「情報社会」へと進展してきている。「農業社会」とは、人の力が社会を動かす重要な要素となり、「工業社会」は、機械の力が社会を動かす重要な要素となる社会である。そして、現代の「情報社会」は、情報の力が社会を動かす重要な要素となる社会である。

 例えば、農作物を作る農業は昔も今も変わっていない。農業社会では、人手や家畜の力が中心となっていた。それが、工業社会となると、トラクターやコンバインなどの農業機械に頼るようになる。そして、現在は情報社会と呼ばれ、バイオテクノロジーや気象情報など、農業を営む上でも情報を駆使するというように、情報が我々の社会生活に大きな影響を与えるようになっているのである。

 生産活動を営むことや、日常生活をおくることは、昔も今も同様であるが、「情報」を積極的に活用することにより、人々の働き方、暮らし方は大きく変わってきたと言える。産業革命に象徴されるように、「農業社会」から「工業社会」への移行には蒸気機関などが大きな役割を果たした。現代の「情報社会」への移行は言うまでもなく、コンピュータとネットワークが大きな役割を果たしている。コンピュータは大量の情報を非常に速い速度で処理することができる。また、ネットワークは大量の情報をいろいろな場所に非常に速い速度で送ることができる。このようにしてやりとりされる大量の情報をもとに、我々は、さまざまなことを考え判断し、社会生活を営んでいる。

 なお、情報社会では産業の効率化や、我々の社会生活を豊かにするというような、プラス面も多いが、一方で情報の影響が大きいことや、その影響が広範囲に及ぶことから、情報社会のマイナス面にも注意しなければならない。誹謗中傷、個人情報の悪用、プライバシーの侵害、情報の漏洩、国際間での情報摩擦など、新たな問題も生じてくる。情報から遮断されたり、誤った情報が流れたりすることで大きな損失を生むこともある。情報が操作され、誤った判断を生み出すことにも注意しなければならない。耐震偽造問題や、松本サリン事件、日韓中の関係に関する報道等もその例として挙げられる。情報社会を生きる我々は、情報社会の脆弱性についても理解しておくことが必要である。

参考:総務省『情報通信白書』2005年

・高度情報通信社会における、個人情報の保護、情報モラル、セキュリティは重要なテーマです。

(2)情報通信技術の最新の進歩と、それらが情報化社会の進展において果たしている役割をまとめなさい。

 情報通信は電報、電話、ファクシミリと実用化されていき、現在はコンピュータとの融合によるデータ通信、電子メールが利用できるようになった。携帯電話の普及や、インターネットを使った無料通話サービスのスカイプなど、例をあげるときりがないほどである。

 通信を伝送する媒体としては、電線、無線、同軸ケーブル、衛星、光ファイバー、デジタル無線と変わってきた。無線も短波帯から、中波、超短波、ギガヘルツ帯へと利用範囲を拡大している。固定電話の役割も、携帯電話に取って代わられようとしている。放送の分野も、昨今ではCS放送、BSデジタル放送、昨年12月からは地上波デジタル放送と大きな進展を見せている。最近では通信サービス提供者の考えのみではなく、利用者の考え方に立った利活用が大きく技術を進展させたと言える。

 データ通信の利用を先導した国鉄が導入した緑の窓口切符予約システム、異なるコンピュータを繋ぐためのインターネット、手軽な国際電話として大学で利用されていたVOIP、携帯電話での電子メールやナビゲーションなどである。

 情報化社会の進展において、通信技術の役割を整理すると、コンピュータネットワークは、もともとはコンピュータのソフトウェアとハードウェアを共同利用するという目的で始まったものであった。それが、いろいろと利用を重ねるうちに、さまざまな形でお互いに連絡を取り合う必要性が生まれ、通信を目的として「電子メール」や「メーリングリスト」が開発された。さらに、情報共有をする目的とし、「電子掲示板」や「データベース」が開発された。こうして、コンピュータネットワークは、徐々にコミュニケーションのためのメディアという性質を持つようになっていったのである。70年代終わりから80年代にかけて、一般の人々やコンピュータの愛好家が使うコンピュータネットワークへと発展し、現在のように多くの人が活用できる時代へとなってきたのである。

 このように発展してきた情報通信技術の今後の向かう先は、「ユビキタス社会」の実現である。どこにいてもいつでも何でもネットワークにつながり、さまざまな通信サービスが利用でき、パーソナルIDチップや非接触ICカードなどで瞬時にどんな端末でも自分の端末になり、電子ペーパーや3Dバーチャル端末などの新形態の端末も利用できる。さらに、好きなコンテンツやさまざまなサービスを多様な端末間で自在に流通・利用でき、さまざまなメディアで超高速ネットワークをストレスなく利用できる。リアルタイムでさまざまなサービスを安心して利用できる。このような社会へと発展し、ますます便利になっていくのだと考える。

・ネットワークとメディア技術の進歩、普及が高度情報通信社会を支えています。

旧レポート・情報学概論2単位目

(1)情報資源の特徴と活用について記述しなさい。

 本課題は、情報資源の特徴と活用について論ずる。情報資源とは何を指し、どのような意味で使われているのだろうか。「情報」「データ」と同義で用いるケースや、人の感覚などの漠然とした情報も加味したり、社内規則や情報の蓄積・伝達・利用を支援するためのハードウェアやソフトウェアなども情報資源としたりするように、さまざまな考え方が存在している。

 情報資源は、狭義には「知識」「情報」および「データ」ととらえるが、情報を生み出し、解釈する主体としての「人間」も、情報の収集や活用に大きな影響力を持つので、広義の情報資源と言える。

 情報資源は、その利用の方法のいかんによって人間の行動に影響を与える。また、情報資源は人間の情報行動によって生み出される。したがって、情報資源の収集や活用を考えるときに、人間がどのような情報行動を行うかを理解することが不可欠である。

 情報資源は他のエネルギー資源とは異なり、その活用領域は多様である。そこで、個人や組織体にとって有用な情報資源を収集するための留意点についてまとめる。1点目は、情報の性質やその情報源、信頼性などに関する知識を持つことである。現在の経済社会の活動は、経済統計などのデータや情報を通じて認識・理解される。また、それらのデータは人々の消費活動や組織体の生産活動などにも影響を与えるほどの力がある。2点目は、コミュニケーション技術を高めることである。情報の発信・収集においては発信者の意図と受信者の解釈が問題となるため、人間間での意思の伝達に関するコミュニケーション技術を高めることは大切である。3点目は、異文化理解である。異なる文化をもった人間間でのやりとりでは、コミュニケーションのギャップが生じることがある。情報発信者の意図を理解して、有用な情報資源を収集するためには、文化的背景に関する知識や経験が重要視される。4点目は、センサリング機能を高めることである。情報資源は、外部環境にある情報資源から影響を受けることによって創造される。情報資源の収集には、外部環境に存在するデータ・情報・知識を察知して取り込む機能(センサリング機能)が必要となるのである。

 最後に、こうして得た情報資源の活用についてであるが、必要な情報資源を必要なときに利用できるようにするために、情報資源を蓄積し、検索し、伝達し、人間の情報行動に結びつけるための仕組みを積極的に構築する必要がある。この、情報資源を活用するための仕組みが情報システムであり、情報資源の特性を十分に配慮した上で情報システムの企画、開発および運営に当たることが必要なのである。

・情報資源の特徴と活用について適切にまとめています。

(2)情報システムの開発において必要とされる主な活動と留意すべき課題についてまとめなさい。

 情報システムは、情報資源を蓄積し、検索し、伝達し、人間の情報行動に有効に結びつけるための仕組みとして積極的に構築されたものである。情報システムは、見る視点によっていろいろな分け方ができる。例えば、技術的な見方と社会的な見方があり、コンピュータとデータ通信に重きを置いたのが技術的なシステムの見方で、効率の良さを追求する。これに対して、人間の情報活動のための社会的な仕組みに重点を置いたのが社会的なシステムとしての見方である。さらに、その開発にあたっての意思決定や開発の方法論などの選択においても異なる見方があり、その見方によっても、出来上がる情報システムの姿が変わってくる。

 まず、情報システムの企画活動、開発活動、運用活動、プロジェクト管理について概観する。 まず、「企画」であるが、これは情報システムを構築することに関する意思決定を行うための活動である。その際中心となるのは、何のためのシステムなのかという、システムの目的とその構築上の仕様を明確にすることである。新しいシステムをつくるとき、その前提条件となる業務処理の方針や適用範囲などを想定し、これらの条件を満たす計画を確立することが最初の仕事となる。

 次に「開発」活動であるが、これは大きく、調査・分析・設計・構築・評価に分類できる。特に、人間活動のさまざまな側面から情報システムのあるべき姿を見ることが必要であり、最近では社会的な側面、技術的な側面、あるいは人間的な側面などの複数の切り口でシステムを分析することが求められている。組織や社会、およびそこにおける個人活動を正しく分析することで、効果的・効率的なシステム開発が可能となり、そのシステムが使われたときに、組織や社会にいかに影響を及ぼすかも見えるようになる。

 最後に、構築された情報システムの「運用」についてまとめる。情報システムの運用では、データベースの維持・更新・コンピュータや通信系の保守・管理を行う。さらに、顧客の要求と完成システムの間に「ずれ」があったり、仕様に不具合があったりするなど、さまざまな問題が発生する。運用している間に、情報システムの目的そのものが変わってしまうこともある。そのため、一定期間ごとの「再評価」を行い、問題点についての吟味をすることが必要となる。情報システムの開発活動は常に改善を念頭に置かなければならず、運用においては企画とともに、社会的な側面が強調されるのである。

・情報システム稼動後の見直し、評価結果をシステムの更新、改善につなげていくプロセスは重要です。

旧レポート・情報学概論3単位目

(1)情報化社会における情報システムの機能、役割について、活用の現状及び今後の展望についてまとめなさい。

 情報化社会においては、さまざまな情報システムが構築され、運用されている。企業は情報をもとに活動するが、そこでは情報を「受信」「蓄積」したり、新たな情報への「変換」「発信」をしたりしている。しかし、扱う量が多くなるとその作業量は膨大となり、要員の増加により作業の効率を悪くしたり、情報を十分に活用できなくなったりという問題発生にもつながってしまうことがある。そこで、コンピュータや通信に関する新しい情報技術を用いて企業活動に必要な情報を処理し、伝達する仕組みが必要となる。これらの情報システムが果たしている役割は、(1)仕事にかかわる人たちの手間と労力をなくし、少人数でも容易にかつ意欲的に作業できる環境をつくりだすこと。(2)複数の組織体を含む仕事の流れが円滑にかつ効率的に動くこと。(3)豊富な情報の蓄積と、その有効活動。(4)企業の経営戦略達成を支援することなどである。

 この情報システムを有効に活用している企業は、業務を円滑に進めることができ、業績も伸ばしている。大手コンビニエンスストアのセブンイレブンは、情報化の必要性にいち早く注目し、1978年2月より「スリップオーダー方式」を採用した。詳細は文字数の関係上省略するが、その後、システムの改良が重ねられ、近年運用されている、第5次総合店舗情報システムは、「店舗システム」の再構築を中心に、関連する「発注・物流取引先システム」「ネットワークシステム」「グループウェアシステム」「マルチメディア情報発信システム」「POS情報システム」「店舗POSレジシステム」の7つの基本システムにより構成され、店舗、本部、取引先の連携を支援する総合システムとなっている。このようなシステムの導入により、業務効率の向上と、サービスの充実が図られてきた。

 情報システムの今後の動向を、最近発表されたセブンイレブン第6次総合店舗情報システムより展望すると、店舗システムや本部情報分析システムを刷新し、ネットワーク、システム、マルチメディア情報発信システムをなどの有効活用を目指していくようである。ここでは、ハードウェアの性能が格段に向上するだけではなく、光ファイバーによるネットワークの構築と、無線LANによる情報の活用が可能となることであるという。これにより、セブンイレブンの最大の特徴である単品管理が情報収集から始まり、発注、検証に至るまでの一連の流れがシームレスにできあがるという。以上のように、情報システムは確実に社会基盤に裾野を広げつつある。ビジネスの展開を考えるうえでも、情報システムが社会や産業構造にあたえる影響について、これまで以上に深い洞察が必要とされる時代になっていくであろう。

・いわゆるIT革命が、経済、産業構造、社会生活等にどのような変革をもたらすかは、今後見極めていく重要な点です。

(2)公共機関の情報システムの特徴と今後の課題についてまとめなさい。

 まず、公共機関の情報システムと民間のシステムと比較すると、民間の場合は自らの経営戦略的な判断から情報システムを構築し、競争関係の中で優位に立つことを目的としているが、その影響や結果はその車内や関係者などに限られたものになる。それに対して、公共機関の情報システム、たとえば行政を例にとると、そのシステムは「行政」という公共性をもつことになる。公共性を維持しつつ、生産性の向上も図ることが求められている。公共機関の情報システムは、国民生活や企業活動に直接的、間接的に影響を及ぼすもので、極めて社会的なシステムであるといえる。

 行政の情報活動を特徴づけるものに、公共性と非採算性があげられる。また、国勢調査に代表されるように、個人のプライバシーに関する情報が含まれているものもあり、行政と国民との基本的な信頼関係がベースになければできないものでもある。以上のような公共機関の情報システムは、国民生活の向上、社会の安定、経済の発展を支援することを目的としており、その任務を遂行するために、情報の収集、整備、利用がおこなわれなければならない。行政情報システムの役割を整理するならば、国民生活向上のための行政運営の生産性を向上させること、公共活動の支援、情報資源を活用した、政策決定支援、便利さの追及、サービス内容の充実、官民インターフェイスの改善、行政情報のサービス提供などがあげられる。

 今後の行政機関の情報システムは、情報化の進展に伴い、より効率的・効果的に情報システムを運営する必要がある。公共機関の一か所を訪ねれば、大半のサービスが受けられるというワンストップサービスの実現や24時間年中無休といったようなノンストップサービス、役所の所在地から遠かったり、自分の生活圏と異なっているという不便さを解消するために、行政サービスのアクセスポイントを拡張するなど、様々な取り組みが必要となってくる。その際、行政機関の情報システムのあるべき姿としては、誰もが情報通信の高度化の便益を安心して享受できるようにすることや、社会的弱者への配慮のある社会の実現を目指すことである。さらに、サービスの拡充だけではなく、個人情報の保護基準や情報公開の在り方など、行政機関は国民に理解を求めていく必要がある。また、近年は、指定管理者制度の導入や情報システム部門の外注化など、行政職員以外にも情報に触れる機会が増えている。このように見ていくと、サービスの充実とセキュリティの向上が今後の行政機関の情報システムには求められていると考えられる。

・行政機関の情報システムの特徴と今後の課題について適切にまとめています。

旧レポート・情報学概論4単位目

(1)情報システム学の研究の考え方及び方法論をまとめなさい。

 情報システム学の研究は、情報システムの概念枠組みを明確にし、その社会的側面の考察を深め、情報システムの企画開発および運用、評価に関する実践的な知識、技術の体系化を図ることを目指す学問である。中でも、情報システム学のひとつの焦点は、情報システムを技術的にも組織的にもいかに働かせるかというものである。つまり、情報システム学は、情報技術それ自身よりも、情報技術の応用に関心があり、組織体の中で情報を収集し、処理・伝達し、利用するための仕組みと深く関係している。そのため情報システム学は、多様な学問分野と関連をもちながら激しい変化の繰り返しの中で成長している学問である。

 情報システム学を研究する上での代表的な枠組みは、以下の5つがある。1点目は、利用者の視点から見た分類。2点目は、システムズアプローチによる分類。3点目は、環境プロセスによる分類。4点目は、情報システム学の体系からみた分類。5点目は情報システム開発におけるパラダイム分析からの枠組みである。利用者の視点から見た分類は、情報システムが少なくとも一人のある心理タイプを持った人間から構成されるという考えから、情報システムを構成する要素として、心理学的タイプ、問題・証明・組織的文脈・表現方法などに注目して進められる。これに対して、環境とプロセスによる分類の枠組みのように、情報システムの開発、利用を主要な構成要素として位置づけ、個々の情報システムに関する問題を情報サブシステムとして切り離し、研究領域を明確にする方法もある。このように、領域に対する多様な考え方が存在している。

 情報システム学の研究を進めていく上では、より社会の問題に即した形で考えることが大切である。近年の新しい研究方法は、社会現象の多様な解釈の可能性を意識し、研究対象である社会システムに対する研究者自身の影響や社会現象の予測が、結果を変化させる可能性まで考慮している。従来の自然科学的な研究方法論だけで情報システム研究を進めていくことには限界があり、より現実的な問題として様々な条件を加味して研究していく必要がある。そのために、研究者は多様な研究方法を習得し、場面に応じて適応していくことが求められてくる。例を挙げるならば、未来研究、現象学的・解釈学的研究、長期研究、アクションリサーチなどがある。これらの研究方法の長所や短所、適用対象を理解し実施していくことが大切である。

・情報システム学研究のフレームワークを適切にまとめています。

(2)情報システム教育に関する現状、課題をまとめなさい。

 情報化社会が進展する中で、情報技術の理解・応用と合わせ、情報システムの利用者の要求を正しく理解し企画・開発できる専門家が必要となってきた。情報システムは近年多様化の傾向にあり、新しいタイプの情報システムの開発も求められている。このような中で、社会はコンピュータ科学や情報技術に偏重せず、理工学系の範囲を超えて、人文学系の立場からも情報を捉える能力を保持した人材を求めている。情報システム教育では、人間的、組織的側面を理解し、組織にとって必要な情報を認識し、組織としての情報システムを構築できる専門家を育成することが要求されている。その際、より組織や社会を構成する人間系を重視し、人間、モデル、システム、組織社会に関する総合的な知識や技術を習得して問題点を洞察できる人材の育成を目指さなくてはならない。

 情報システム教育のカリキュラムは、技術系に偏っているもの、人間系を重視したものなど、国によっての違いがある。アメリカでは、情報システムのしっかりとしたモデルカリキュラムが示され、情報システム学部として確立している。将来、経営や意思決定の諸段階が大規模データベースを基盤として自動化され、中間管理職が不要となるとの判断からビジネススクールのひとつの専攻として、MISが設けられている。さらに、MISに意思決定支援システムを付加した学科も設立されている。日本の情報システム教育は、情報システムに関する認識が曖昧であったため、概してコンピュータ科学よりのアプローチが多かった。1993年の情報処理学会の発表でも、コンピュータによる情報処理を強調している。経営情報学のカリキュラムも同年に発表されているが、経営と情報に関する境界領域を扱う学問として、情報システム学と密接な関係を示している。

 情報処理教育は、従来の工学教育に加え、人文社会学的な分野の概念も取り入れたカリキュラムの導入が求められる。単なる技術の習得に終わることなく、情報の活用における発明や工夫の発展史を通して、背後にある情報要求と相互に関連をもたせ、将来の技術動向や情報システムの発展を見通す能力の育成が必要である。そのためには、カリキュラムの整備や教員の確保、教材の整備、教育支援施設の充実が課題となっている。今後は大学と企業の協力による資質の向上など、大学教育の果たす役割を明確にしながらカリキュラムを作成し、教育資源を充実していくことができるかどうかが課題である。

・情報システム学が学として成立しきれていないため、高度な情報教育カリキュラムが確立されていない状況があります。

単位 提出/返却
1単位目 06.09.13/ 06.12.14
2単位目 06.09.14/ 06.12.18
3単位目 06.09.14/ 06.12.14
4単位目 06.09.14/ 06.12.14

☆情報学概論レポートに悪戦苦闘中(投稿者:アン)
2007/10/30(Tue) 11:46

初めて投稿します。私は、小学校教諭2種免許と学士取得のために、2007年4月生で3年時編入しました。始めは何がなんだかわからなくて不安もいっぱいだったのですが、このホームページを見つけ、いろいろ参考にさせていただきながらなんとか今日までやってこれました。
最近情報学概論のレポートに苦しんでいます(><)。1単位目と2単位目はホームページを参考にさせていただきながらなんとか出来ました。3単位目と4単位目もアドバイス教えていただけたらと思います。どうかよろしくお願いします(;○;) 

◇Re: 情報学概論レポートに悪戦苦闘… 投稿者:たけ
情報学概論の3単位目と4単位目ですね・・・。
今、データを見たのですが無いようです。もどってきたレポートもすぐに見つからないのです(汗)
でも、レポートのやり方としては、教科書に出てくるキーワードをインターネットで検索して、自分なりの言葉に置き換えながらつなぎ合わせたような感じです。まず、1回で合格をもらおうと思わず、書いて出してみてはいかがでしょうか。ダメならアドバイス付きで戻ってきますので、二回目から楽になりますよ。

・不合格となったレポートのコメント
 何がダメなのかということがわかれば、今後レポートを書く方々にとって大変参考になると思います。

・工夫したところ
 悩みの多いレポート、どうやって合格したのか。

・レポートそのものの書き方
 はじめ、中、終わりをどのような柱で書いたのか簡単に。なお、投稿される際は、何の課題について書いたかがわかるように、課題を1行ほど書いていただけると助かります。