多くの通信制大学は、レポートの提出と科目終了試験(またはスクーリング)のセットで単位を認定していきます。大学によっては試験を複数の都市で実施しているところもあり、明星大学の場合は札幌や福岡など、全国55個所で行っています。自分の住んでいる地域に合わせて都合の良い場所を選ぶことができます。

限られたチャンスを生かせ!

 ところが、科目終了試験は毎月実施されているわけではありません。主要都市以外になるとさらに回数が少なくなっています。だからこそ、計画的に学習を進める必要があります。試験を受けるために宿泊をして、高い交通費をかけて会場に向かう方も少なくありません。時間もお金もかけているのですからできるだけ落としたくはないですね。

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科目終了試験の申込みについて

 科目終了試験を受験するためには、期日までにレポートを提出し、受験申込みをしなければなりません。レポートは締切日必着なのでゆとりを持って提出しましょう。 なお、レポートが期限内に到着しても“不備”となった場合は、受付とはならないため受験できません。逆に、しっかり体裁がととのっていれば、内容がダメでも試験は受けられます。まぁ、ダメなレポートを書こうと思う人はいないでしょうが、試験を受けるために「ええぃ!これでいけ!」と一気に書いて先ず出してしまうという時はないわけではないかも・・・ごにょごにょ。

4月生なら「4月」の受験を目指そう!

 上の例は、6月に試験を受ける場合のものです。4月にレポートを提出しているので順調そうに見えますが、科目終了試験4月と5月はパスしているわけです。下の表でもう少し詳しく見てみましょう。

試験月 10 11 12
レポート期限 2/15 3/15 4/15 6/15 8/15 9/15 10/15 12/15
受験申込期限 3/15 4/15 5/15 7/15 9/15 10/15 11/15 1/15

 これを見ると、最初の期限は2/15です。のんきに4月になってからテキストを開いたとしたら、その時点で早くても6月の試験からしか受けられません。それさえ逃してしまうと、初回受験は8月になります。この事実は意外と知られていません・・・。

 教育実習までに単位を揃えると言われても・・・かなり厳しくなります。1回の試験で4科目まで受験できるので2回分となれば最大8科目の16単位分、3回で最大24単位分の試験の権利を逃すことになります。4月、5月、6月の科目終了試験をいかにとるか。これは、声を大にして教えてあげたいことです。少なくとも2/15までには1本出して4月に初受験。3/15までには何本か出して遅くとも5月の試験からは複数科目を受験したいものです。

 繰り返しますが、レポートを期日までに提出して受理されてさえいれば試験に申込むことが可能です合否はとりあえず関係ありません出そうよレポート…

(1)部報「めいせい」試験実施要項掲載号巻末に添付されている「試験申込ハガキ」を事務局試験担当まで送付する。試験実施月の1ヶ月前の1日~15日【消印有効】です。
(2)StarWeb:試験実施月の1ヶ月前の10日23:59まで(2006年以降入学者のみ)

悲報!結果を待たずに申込み期限を迎える

 通信教育の学習を進めていく中で困った事態になることがあります。それは、試験の結果を待たずに次の試験の申込期限を迎えることです。しかも、そういうケースが結構あり、5月・6月・11月・12月は直前の試験結果が出る前に次の申し込みをしなければなりません。

 これが辛いところですね。合格できたかどうだか不安な時は、受験の申込みをしておく必要があります。さらに、試験日まで結果が来ない場合もあります。そうすると、試験結果が来ないまま次の試験を受験するという信じがたい状況になる場合もあるようです。これはひどい話ですが、すでに受かっているかもしれない科目に交通費と貴重な時間をかけることになります。なかなかやる気もでないですよね。1回目合格で、余計に受験した2回目が不可。おそらくノーカウントにしてもらえるのでしょうが無いとは言えないでしょうね。このあたりの問題点はなんとか解消してほしいものですね。

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受験対策はこうすすめる

 受験勉強というと大げさですが、やはり勉強はしなければ合格はなかなかもらえません。忙しい中でも効率よくできる試験対策の進め方についてまとめました。

ポイントを絞って思考を整理する

 試験対策には効率のよいやり方があります。大学側としても、「単位が取りにくい大学」では学生が集まりませんので、しっかり学習している学生にはそれなりの評価をしてくれる「はず」です。

試験対策の流れ

① 過去問題から問題をリストアップ
② 問題を分類する
③ 分類ごとに解答を考える

 リストアップした問題すべての解答を作る時間もなければ、作っても頭に入れるほど私の脳の容量がありません。そのため、同じような問題はまとめて解答を考えて行きます。これで試験の準備はだいたいできますが、軌道に乗るまではかなり時間をかけてやったほうが良いともいます。とにかく最初の3回くらいの試験で何単位取ることができるのかが、その先の学習計画に大きく影響します。

書きなれておく

 どんな課題でも、「課題に対するとらえ」「自分の考えや説明」「まとめ」といった感じの構成で書きます。ダラダラと何が言いたいのかわからない文章になると原点されて不可になることもありますので、要点を絞ってスッキリ書けるようにイメージしておきます。

※過去問を見ると傾向がありますが、毎回問題が違って対策が立てにくい科目もあります。そのような場合は、1回で合格しようとは思わず、2,3回のうちにヒットすればよいというような気持ちでやるか、スクーリングを活用しましょう。

試験会場に行き受験する

 試験は各申込み会場で受験します。詳細は受験票を確認しましょう。ここでは、あまり知られていない受験上の諸注意を書きます。

事前に確認すること

 科目によっては鉛筆の使用が認められているものもありますが、基本的には黒か青のボールペンで書くようにとなっています。特に、よくインクが出るボールペンと、消してすぐかける修正テープがおすすめです。ストレスになりますのでよくチェックしてから試験会場に持って行きましょう。

 ※あると便利なもの・・・ちり紙、温度調節が可能な服、傘?(冷暖房の調整がうまく行っていないところもありますので注意しましょう。)

・テキストやレポートなど(試験中は見ることができません)
・ボールペン
・修正液
・受験票
・学生証

試験会場での確認事項

遅刻は試験開始30分まで可能

 試験開始後30分経つと、試験が終わった方々が退室をはじめます。そのため、遅刻も30分までとなっています。ただし、試験開始45分後には最初の科目(何からはじめても良いが)を提出しなければなりません。15分でどれだけ書けるのか・・・。いろいろと不利ですので、遅刻はしないようにしましょう。はじめての時は特に早めに行きましょう。

試験は自分のペースで次々と

 試験は1科目45分ですが途中で休憩はありません。複数の科目を受験する場合は、受験する科目分の解答用紙を先にもらいます。問題用紙(持ち帰り可能)には、受験する科目以外のものも載っていますので、そこから探して取り組みます。解答する科目を間違えないように注意しましょう。

 時間になったら「よーいドン!」で一斉にスタートします。3科目受験なら3枚の解答用紙があります。どの教科から手をつけても構いませんし、並行してやっても構いません。ただし、45分たった時点で1科目分を提出しなければいけません。以後、90分後、135分後、180分後に回収されます。とにかく、先へ先へとやっていって時間が来たら1枚提出する。終わってしまったら開始30分以後なら解答用紙を全て出して退室できるという仕組みです。休憩がありませんので試験前にトイレを済ますことと、コーヒーなどを飲みすぎないこと、これが注意点です。

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科目終了試験一発合格を目指して

 試験で合格するためには何を書いたら良いのでしょうか。それは大学の先生にしかわかりませんが、私の受験の仕方はこんな感じです。

① 簡単なものから先にやる

 難易度は人それぞれですが、パッと見てできそうなものから手をつけます。1科目45分ですが、先に述べたように30分くらいで最初の科目が終わってしまえば、次の解答用紙提出まで60分あります。受験する科目の順番も試験攻略の鍵になります。

② 覚えているものをとりあえずメモ欄へ

 これは私はやっていませんが、直前までレポートを見直しして試験開始と同時にキーワードだけでもメモしておく。こういう人もたくさんいるようです。参考にしてみてください。

③ わからなくてもとにかく書く

 試験は1回で合格すればよいのですが、時々失敗することもあります。私も「教師論」「体育科教育Ⅰ」で苦労しました。もちろん、2,3回受験しているうちに解けるものが出てくるとは思いますが、毎回全力を尽くすことはいうまでもありません。棄権もできますが、レポートを書いたときの記憶を呼び戻し何かは書いてきたほうが今後のためにもなると思います。もちろん、棄権したからといって、次回以降の成績に響くものでもありませんが…。

先生

 科目終了試験で気になることは「書く量」ではないでしょうか。これについては、A4の解答用紙の表面半分(200字くらい)でも合格する場合がありますし、裏面までびっしり1000字くらい書いてもダメな時はダメです。 つまり、書く量は極端に少なくなければ気にしなくても良いと思います。大切なことは、問題に簡潔明瞭に答えることだと思います。1つの科目に問題が複数出ていて両方解答しなければいけない場合もあります。それこそ、本当に簡単にそれぞれ答えただけでも「優」がもらえることがあります。

 試験の時は、字数よりも「これついて聞かれているから、こう答えたらよい」ということで頭の中を整理し、ダラダラ書くのではなくポイントを絞って回答することが良いと思います。

科目終了試験の評価

試験を評価する際、次の観点から評価を行います。「与えられた課題に対して、要点を踏まえて的確に答え、重要な項目に関して十分に考察を加えている。加えて、大学生のレベルに見合った論述の体裁を踏まえている。」

・優:以上の要求に対して、8 割以上満たしている場合。

・良:以上の要求に対して、7 割以上8 割未満である場合。

・可:以上の要求に対して、6 割以上7 割未満である場合。

・不可:以上の要求に対して、6 割未満である場合。

試験が終わったら

 問題冊子は、過去問情報として貴重な資料に!

1問でも結構です。ぜひ情報をお寄せください

 試験が終わったら問題用紙は持ち帰りましょう。受験科目以外の問題も載っていますので、受験回数が増えるほど過去問題が集まります。1回で合格できなくても、早いうちなら回数を重ねるうちにきっとチャンスがめぐってきます。早め早めにレポートを出して試験を受ける。これが単位ゲットの秘訣だと思います。

 仲間との交流・・・スクーリングで出会った人や、掲示板で出会った人との交流も試験後にはできます。でも、退室時間がバラバラなので、事前に打ち合わせをしておかないと難しいかもしれませんね・・・。その月の試験が全て終ったら、当サイトに過去問題の情報をお寄せいただけるとお互いのためになると思います。ご協力をお願いします。

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