明星大学の通信教育には社会人として働きながらという人や、子育てをしながら頑張って単位を取得しているという人がたくさんいます。ここでは、学業との両立という点でポイントとなることをまとめました。実際、社会人として働きつつ、更に大学の課題をクリアしていくことは容易ではありません。仕事と学業を両立させながら教員免許を取得するという事はそれなりの覚悟といろいろな面での効率化が必要だと思います。

職場の協力が不可欠、その理由とは。

一番は「休み」が取れるかどうかである。

 働きながら必要な単位を揃えていくためには、職場の協力が不可欠です。事前に確認しておくべきことを3つ挙げます。

①科目終了試験

 年に数回ある科目終了試験を受験するために土曜日や日曜日に休みを取ることがあるという事を確認しましょう。

②スクーリング

 教育実践演習や実習事前指導というスクーリング必修単位が必要な人は、何日かそれに参加しなければならないということです。夏休みに1週間程度のおやすみが取れると良いのですが。

③教育実習や介護等体験

 実習で長期の休みが必要だということ、有給や欠勤などの対応を確認しましょう。私の場合も、一番の問題は教育実習でした。私は中学校で期限付き教員をしながら近隣の小学校に実習へ行きました。勤務校に迷惑をかけることになりますので、年度当初から教頭・校長に相談して対応をお願いしておかなければなりません。本州の人が夏休み後半に北海道で、また、北海道の人が冬休み明けの本州へ行けば休み期間中に実習ができるのですが、実際はそうはできないですよね。

 この3点だけは、寝る間を惜しんで徹夜して頑張ったどころで解決できないことです。職場の協力が必要なので、事前にご確認下さい。

日々の学習は…休みにまとめて!

 大学のパンフレットやホームページを見ると、一日15分の勉強でも継続してやれば大丈夫というようなことが書かれています。でも実際はそれでは間に合わないと思います。もちろん、毎日やる必要はないと思いますが、やるときは1・2時間のまとまった時間が必要ではないでしょうか。

 一週間に2,3日でも数時間まとまった時間を確保して本を読み、レポートを書く。他のページに書きましたが、本を読むのに数時間、レポートを考えるのにも数時間、清書に2,3時間ですから一科目出すのに15時間以上は必要だと思います。 試験前には勉強もしますし、時間がかかる課題もあります。この計算で行くと、やっぱり一週間の中に勉強デーを設ける意気込みがないと厳しいと思います。2,3年かけて取得するのなら良いのでしょうが1年で取得するためには、繰り返しますが「覚悟」が必要です。

▶スポンサードリンク

教員採用試験対策も効率良く

 日々の仕事はもちろんですが、教員採用試験の勉強もありますし本当に強い意思が必要です。自分の将来を考えて、場合によっては通信教育に1年間専念するという選択肢もあるのかもしれません。自分の生活の状況と性格から、仕事との両立ができるかどうか考えるしかないと思います。ただ、本当に教員になりたいのであれば、どんなに大変でもやるしかないということに変わりはないのですが・・・。

 私は学習のペースメーカーとして教員養成セミナーをお勧めしています。まだ使っていない人は今すぐ近くの書店かネットで購入しましょう。納入部数が少ないためか書店では売り切れになりやすいのが難ですが費用対効果は抜群です。効率化と経費削減のために定期購読がオススメです。

 大学に在籍していると、徐々に資格取得や卒業が目標のように錯覚することがあります。そして、教員採用試験を何度も受験するうちに、「採用試験合格」が目標と思うようになっ

 

働きながら学ぶメリット

 働きながら通信教育をやってて良かったなぁと思うこともあります。それは「お金」のことです。通信教育といえども、スクーリングや実習でお金がかかりますし、なんだかんだで出費がかさみます。 そんなとき、ある程度安定して収入があれば精神的にも落ち着きます。

 もう一点は「経験」です。教職関係の仕事であればそのままレポートに生かせる話題や資料をゲットできることもあります。教職以外の仕事でも レポートや教員採用試験に生かすことができるものがたくさんあります(仕事に取り組む姿勢など)。気分転換にもなりますので、仕事をしながら通信教育で学ぶという事も大変ではありますが、なかなか悪くもないと思います。

 職場環境も勤務形態もいろいろありますし、寝るためだけに家に帰るという人もいると思います。それでも、自分が将来教員になるんだという思いがあれば、「何をすることが自分にとって大切なことなのか、今何をしなければならないのか」という問いの答が見えてくるような気がします。

▶スポンサードリンク

私の履歴書「小学校教員になるまで」

 子どもの頃になりたいと思っていた小学校教員として日々過ごしています。でも、世に言う「優秀」ではなかったため、ここにたどり着くまでにはいろいろな経験をしてきました。今となってみれば、無駄なものは何もなかったと思うのですが、その時々でやはり不安が大きかったように思います。

なんとなく教育大学、そして卒業

 高校を卒業し、奇跡的に現役で教育大学に合格します。当時新しく設置された「新課程」であり、教育に関わる仕事をいろいろな角度から学ぶことができるところでした。まさに、これからの時代の先駆けだと思い喜んで入学しました。免許取得が卒業の条件ではない、所謂ゼロ免課程だったので、「任意」で免許を取得することはできました。

 ただ、そこで取ることができるのは中学校と高校の免許。私は社会が好きなので中・高社会科の免許を取得しました。「小学校?小学校の先生は、ピアノも弾けないといけないし大変でしょう。いいなぁとは思うんですけどねぇ。自分にはできないだろう。」それが本音でした。

22歳 民間企業に就職

 教育大学卒業後、アルバイトで勤めていた民間の塾に推薦で就職。「就活をしなくていいんだ!」という安易な気持ちで社会人生活をスタートしました。「人に教える仕事」には変わりはありません。志望校合格のために一緒に頑張ることにやりがいも感じていました。その頃、多くの仲間は、教員採用試験にチャレンジし、少しずつ合格して教員になっていました。

 就職して2年目の春。ちょっと物足りなさも感じるようになりました。それは、合格した子どもたちが笑顔で飛びついていくのは私達ではなく学校の先生。心の中で、「いいなぁ」と思っていました。でも、周りで何回も受験して不合格になっている先輩方を見て、いまさら受験しても採用されるわけがないという思いの方が強かったのです。

 それでも、先輩職員や同期職員が転職したという話や、定年まで勤めた人がいないという話を聞いていくうちに、本気で転職を考えるようになりました。塾に来ることができるのは一部の子どもたち。そして、わずかな時間。「一生続けるなら、塾に通えない子どもたちにも勉強を教えたい。」そういう思いが強くなってきました。

24歳、大学院に進学

 仲間たちが教職の現場で生き生きと活躍している姿を見て、「やっぱり学校の先生になろうかな。」と思うようになりました。一方で、今の仕事を辞めて再就職。採用試験に合格するんだろうかという不安がありました。無職になることも怖かったのです。それで、友人のアドバイスを受けて、大学院に進学し、専門性を高めながら教員採用試験も受験することにしました。

 教科は中学校社会科で、倍率30倍の狭き門です。なんとかなるものかなと前向きに挑戦するも、採用試験の2次試験で見た光景は、3年前に卒業した大学同期の仲間たち。みんな、各地で期限付き教員をしながら頑張っていたのです。アカーーーン・・・。何年かかるんだろう。アルバイトで学費、生活費を稼ぎつつ不安な日々が。しかし、そこで、運命的な出会いが。

 「小学校の免許を通信でとれば」

 何回も受験している仲間が、より採用数の多い小学校で受験するというのです。さらに、基礎免許となるものを持っていれば1年で取得可能なところもあるというのです。それは知りませんでした。小学校の教員になりたいと思いながらも、「難しい」と決めつけ避けていた自分。本気で考えるようになりました。25歳後半、チャレンジしようという気持ちにいろいろなことが動き始めました。調べると選択肢は結構あるようですね。

26歳、「明星大学通信教育」を始める

 大学院の専修課程修了で中高社会科免許は一種から専修にめでたくバージョンアップしました。そして、近隣の中学校で期限付き教員をしながら、小学校教員免許の取得を目指すことになりました。こういう思い通信制大学で小学校の教員免許を取得できる大学は東京を中心にいろいろあります。

 私は、通信といえば玉川大学しか知りませんでした。このサイトにたどり着いた皆さんは、どうして明星大学を検討されているのでしょうか。私は、友人の「明星大学なら1年で2種免許が取得できるよ。」という言葉でした。今調べると、それは明星大学に限ったことでは無いようです。

 今になって思うことですが、大学を選ぶ際は「単位の取得がしやすいかどうか」も重要な問題だと思います。私は明星大学しか知りませんが、挫折するほど難しくはなかったです。

27歳、小学校教諭二種免許取得 ついに小学校へ

 26歳、「二種免許取得見込み」で受験した教員採用試験は二次試験敗退。それでも、翌年二種免許を取得し、期限付き教員として小学校の現場に出ました。明星大学の通信教育は2年目に突入。今度は「一種免許取得見込み」で採用試験を受験します。結果は、二次試験敗退。見込みの通り一種免許を取得すると同時に、大学院修了していたため専修免許を手にしました。

 さて、3回目の受験は作戦を変更します。採用数は少なくなり、一次試験の通過率が北海道よりかなり厳しそうなので敬遠していた札幌市に挑戦します。その理由は、二次の倍率が少し低いこと。過去2年二次試験で不採用となっているので、二次試験の倍率に目を付けたのです。札幌で小学校の先生になることは私にとっては究極の理想でした。それなら最初からここを目指せばよかったのではないかと言われそうですが、一番の理由は自信がなかったことで、挑戦する前に諦めていたのです。

29歳、小学校教諭として採用試験合格

 高校卒業から10年。結果は私としては最も理想的な形で実を結びました。できれば小学校がいい、できれば札幌にいたい。でも、それは無理だろう。そんなことから挑戦することを避けていました。時間はかかりましたが、明星大学通信教育に出会ったことで両方の理想を実現できました。採用から6年。日々いろいろなことがありますが、当時の思いを糧に頑張っています。