小学校教諭免許取得の場合

 明星大学の通信教育課程で小学校の教員免許を取得するためにはどれくらいの期間が必要になるのかをまとめました。極端な話、「教育委員会に申請する単位をそろえる」のにどれくらいかかるかということです。単位が揃うなら1日でもOKですが、そんなわけありませんよね。

基本的な考え方

 基本的な考え方としては高卒なら4年。短大卒以上であれば最短2年。中学校の教員免許を持っている場合は実習・演習系が少なくなるので最短で1年となります。

 簡単に言うと、基礎学歴(短大卒以上または大学に2年以上在籍し62単位以上修得)を満たして、必要な単位をそろえれば教員免許が取得できます。この学歴がなければ、通信教育で2年以上学んで条件を満たすこととなります。 
この条件をすでに満たしていれば、免許状取得に関する単位だけでそろえればいいので必要な単位も少なくなります。単位を1年間でそろえることができれば、免許状も1年間で取得できるという仕組みです。

○高等学校卒業者→学歴と単位をそろえる

 正科生1年次に入学をし、2年次までに必要な単位(含、教育実習)を修得すれば2年間の学歴もつくので小学校教諭2種免許状が取得できます。ただし、スクーリングには2年間出席します。教員免許申請に必要な単位以外も取得しなければならないので、理論上は2年で可能でも、実際は3年以上かかるかもしれません。

○短期大学卒業者→学歴はOKなので単位をそろえるだけ

 正科生3年次編入学(小学校教員コース)へ入学をし、小学校教諭2種免許状を取得するために必要な19科目44単位と初等教育実習5単位を修得します。 
免許取得までの所要年数は介護等の体験が必要な方は1年半~2年、不要の方であれば1年間です。

大学卒→学歴はOKなので単位をそろえるだけ

 正科・課程履修生(小学校教員コース)へ入学をし、小学校教諭2種免許状を取得するために必要な19科目44単位および初等教育実習5単位を修得します。 
 免許取得までの最短所要年数は介護等の体験が必要な方は1年半~2年、不要の方であれば1年間です。

よくあるケース(大卒からの通信)

  1. 入学準備(2か月)

     通信制大学に通おうと思ってすぐに資料・願書請求をしたとしても、書類のやりとりや手続き等で、学習をを開始するまで最低でも1~2か月はかかります。

  2. 実習・演習等の条件になる単位をそろえる(1年目)

     介護等体験や教育実践演習、教育実習などはスクーリング必修で、しかも事前に規定の単位数を揃えなければいけません。教育実習の実施校を決めることも必要です。進んで動くことが必要な1年です。

  3. 実習や演習・追加の単位を取得(2年目)

     1種免許に必要な単位も受講していきます。2年目は、実習・演習が主になりますが、併せていくつかの単位を取得していけば1種免許を申請できる単位数が揃います。採用側としては、出身大学は関係なくとも、2種免許よりは1種免許の方が好まれるような気がします。ただ、2種がダメということではなく、1種免許取得の意思があることが大切なように思います。

  4. 教員免許申請

     都道府県の教育委員会に申請します。通年申請できますが、2月頃は教育大等を優先して処理していきますので、個人申請は後回しになります。早く行動することがここでも大事になります。

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そもそも間に合わない!

 最短で終わらせることができなくなる理由はいくつかあります。まずは、自分ではどうすることもできない「条件」に関することです。

介護等体験は個人で申請できない!

 介護等体験の受け入れ施設は大きく分けて特別支援学校と社会福祉施設になります。期間については特別支援学校で2日間、社会福祉施設で5日間、計7日間の実施が必要ですが、申込方法は大学が一括して各都道府県教育委員会、社会福祉協議会に申請します。個人での申請はできません。このことが理由で、介護等体験が履修済みでないと、1年間での教員免許取得が不可能という事になります。

事前に認定される単位が違う

 出身大学や卒業した時期によって取得しなければいけない単位数が異なります。教員養成課程がある大学で「日本国憲法」「体育」を履修していれば明星大学で改めて取得しなくても良い場合があります。逆に、教員養成課程がある大学で「コンピューターリテラシー」「英語」のような科目を履修していても、入学年度が古いと明星大学で新たに履修しなければならないという事もあります。このように、それぞれの状況によって必要な単位は異なりますが、介護等体験さえクリアしていれば1年間で必要な単位をそろえて、小学校教諭2種免許の取得ができます。

教育実習ができない

 →自分で受け入れ先を探す&1年前から打診が必要な地区も 
(自分で探すのでついつい遅くなってしまったり、地区によっては1年以上前から申し込まないといけなかったり、または大学で取りまとめて依頼したりと様々です。また、実習員行くまでに単位をそろえなければいけませんが、それが間に合わない人もいます。)

学習が進まない!

 通常の大学なら週1回の講義があって、何だかんだあっても学習が進んでいきます。通信制大学の場合、進めるも自由ですが、やらなくても誰も何も言ってくれません。それで脱落する人も多数いると思います。

レポートが進まない

 →実習はおろか試験すら受けられない・・・。

 試験を受けるためには期日までにレポートを出さなくてはいけません。レポートの期限と科目終了試験の申し込みの期限、そして試験結果の返信される日。これらのものが絡み合って思うようにサクサクと進んでいかないことがあります。少しでも遅れると、1年間での取得できたものもできなくなる場合があります。

 つまり、早くから勉強を始めて、必要な単位はどんどん取得して、自分でできる事に関しては早めに終わらせていく。教育実習や介護等体験をいかにクリアするか。これでどれくらいの期間が必要かが変わってきます。 個々の条件とやる気が免許状取得にかかる時間に大きく影響しているのです。

科目終了試験になかなか合格ができない

 →実習にいけない&免許取得に必要な単位が集まらない。 
 やる気もある、レポートも早めに出して準備もOK!しかし・・・科目終了試験をクリアしなければ単位が認定されません。こういう相性の悪い教科に出会った時はスクーリングで取るというのもひとつの方法です。

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迷ったら問い合わせを

 検討段階の時に問い合わせの電話をしましたが、対応はとても親切でした。入学を検討されている方は、まず問い合わせをしてみると良いと思います。自分の基礎資格や勤務形態、希望のコースによっても状況が異なりますし、声でやりとりできると安心しますね。電話が一番だと思います。

 しかし、何も情報がない中で漠然と問い合わせをしても分かりにくいし、効率も悪いです。事前に資料を用意して手元に置いておくとお互いやりやすいと思います。実際によく読めば分かるように詳しく書いていますし、仕組みさえわかれば安心できます。今の時代ネットで簡単に請求できるのがありがたいですよね。

 小学校や各校種の教員免許を通信教育で取得できる大学の情報を集めています。前半は、資料請求でもらえるものと実際に通信教育課程がある大学を紹介し、後半は大学選びのポイ