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通信制大学で小学校教諭免許取得に必要な期間

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 大学の通信教育課程で小学校の教員免許を取得するためにはどれくらいの期間が必要になるのかをまとめました。結論から言えば、「教員免許は法律で定められた単位をそろえて教育委員会に申請する」ので、大学に単位を認定してもらうまでにどれくらいかかるかということです。どんどん受講して単位を認定してもらえるのであれば半年でも教員免許が取得できるというわけです。ただし、一度に受験できる科目数に制限があったり、介護等体験のように前年度に手続きをしなければいけないものもありますので、最低でも1年ないし2年はかかることになります。

小学校教諭免許取得の場合

① 基礎学歴の条件を満たしているか

 基礎学歴(短大卒以上または大学に2年以上在籍し62単位以上修得)を満たして、必要な単位をそろえれば教員免許が取得できます。この学歴がなければ、通信教育で2年以上学んで条件を満たすこととなります。すでにこの条件を満たしていれば、免許状取得に関する単位だけでそろえればいいので必要な単位も少なくなります。単位を1年間でそろえることができれば、免許状も最短1年間で取得できるという仕組みです。もう少し整理して説明します。

○高等学校卒業者→学歴と単位をそろえる 最短2年

 正科生1年次に入学をし、2年次までに必要な単位(含、教育実習)を修得すれば2年間の学歴もつくので小学校教諭2種免許状が取得できます。ただし、スクーリングには2年間出席します。教員免許申請に必要な単位以外も取得しなければならないので、理論上は2年で可能でも、実際は3年以上かかるかもしれません。

○短期大学卒業者→学歴はOKなので単位をそろえるだけ 最短1年

 正科生3年次編入学(小学校教員コース)へ入学をし、小学校教諭2種免許状を取得するために必要な19科目44単位と初等教育実習5単位を修得します。 

大学卒→学歴はOKなので単位をそろえるだけ 最短1年

 正科・課程履修生(小学校教員コース)へ入学をし、小学校教諭2種免許状を取得するために必要な19科目44単位および初等教育実習5単位を修得します。 

② 介護等体験が履修済みかどうか

 介護等体験の受け入れ施設は大きく分けて特別支援学校と社会福祉施設になります。期間については特別支援学校で2日間、社会福祉施設で5日間、計7日間の実施が必要ですが、申込方法は大学が一括して各都道府県教育委員会、社会福祉協議会に申請します。個人での申請はできません。このことが理由で、介護等体験が履修済みの場合は最短1年、未履修の場合は最短1年半で小学校教諭免許の取得が可能ということになります。すでに中学校教諭の教員免許を取得している場合は、教員免許の取得年度によって介護等体験履修済みであることが考えられますので、最短1年間で小学校教諭免許を取得することができる可能性があります。

③ 教育実習ができない

 小学校教諭免許を取得するために、教育実習に行く必要があります。実施校の決定や手続きが順調に進んで、1年目に履修できれば最短1年での小学校教諭免許取得が可能です。

 →自分で受け入れ先を探せないorそもそも1年前から打診が必要な地区も 

 自分で探すのでついつい遅くなってしまったり、地区によっては1年以上前から申し込まないといけなかったり、または大学で取りまとめて依頼したりと様々です。また、実習に行くまでに単位をそろえなければいけませんが、それが間に合わない人もいます。教育実習ができなければ当然免許取得は次年度に持ち越しになります。

 以上のことから、基本的な考え方としては高卒なら2年。短大卒以上であれば最短1年半。中学校の教員免許を持っている場合は実習・演習系が少なくなるので最短で1年となります。

注意!こんな場合は時間がかかります

 私の意思が弱い…。もしかしたら、頑張る意思があってもつい・・・なんていうこともあります。通常の大学なら週1回の講義があって、何だかんだあっても学習が進んでいきます。通信制大学の場合、進めるも自由ですが、やらなくても誰も何も言ってくれません。それで脱落する人も多数いると思います。例えば・・・。

レポートが進まない

 →実習はおろか試験すら受けられない・・・。

 試験を受けるためには期日までにレポートを出さなくてはいけません。レポートの期限と科目終了試験の申し込みの期限、そして試験結果の返信される日。これらのものが絡み合って思うようにサクサクと進んでいかないことがあります。少しでも遅れると、1年間での取得できたものもできなくなる場合があります。

 つまり、早くから勉強を始めて、必要な単位はどんどん取得して、自分でできる事に関しては早めに終わらせていく。教育実習や介護等体験をいかにクリアするか。これでどれくらいの期間が必要かが変わってきます。 個々の条件とやる気が免許状取得にかかる時間に大きく影響しているのです。

科目終了試験になかなか合格ができない

 →実習にいけない&免許取得に必要な単位が集まらない。 
 やる気もある、レポートも早めに出して準備もOK!しかし・・・科目終了試験をクリアしなければ単位が認定されません。こういう相性の悪い教科に出会った時はスクーリングで取るというのもひとつの方法です。

事前に認定される単位が少ない

 出身大学や卒業した時期によって取得しなければいけない単位数が異なります。教員養成課程がある大学で「日本国憲法」「体育」を履修していれば明星大学で改めて取得しなくても良い場合があります。逆に、教員養成課程がある大学で「コンピューターリテラシー」「英語」のような科目を履修していても、入学年度が古いと明星大学で新たに履修しなければならないという事もあります。

 これらの単位は、スクーリング必修も多くありますのでお金も時間も

スピード勝負をかけるなら1日でも早く!

 実はその逆で、通信教育のいいところは、自分のペースで学習が進められるところです。通常なら大学の先生の話を聞きながら半年かけて取る単位も、テキストを一気に読んでレポートを書けば1日でクリアできる単位があるということです。ただ、科目終了試験の日程や回数や実習などの制約で自分の努力だけでは時間短縮ができないものもあります。

 1年でも短くしたいというのであればいくつかのポイントがありますが、学習の早いスタートと先を見通した計画で小学校2種免許が1年で取得可能です!(条件あり)  今すぐにでも教員免許がほしい!そんな方もいるかもしれません。教員免許には教育実習などの必修科目がありますので、ギリギリになってからまとめてやるということが難しいものもあります。教育実習やインターンシップなどしっかりと先を見通した履修計画をたてることが必要になります。

モデルコース 大卒から2年で教員免許取得!

 大学卒業後すぐに、または他の職を経験して時間をおいて小学校教諭を目指そうとする場合のイメージです。ただ、新教職課程になればインターンシップの制度なども関わってきますので2019年度からは一部異なってくると思います。

通信教育で免許をとるまでの流れ
  • 思い立ったら
    入学準備

    通信制大学に通おうと思ってすぐに資料・願書請求をしたとしても、書類のやりとりや手続き等で、学習をを開始するまで最低でも1~2か月はかかります。だから、すぐに行動に起こすことが必要です。

  • 1年目
    実習・演習等の条件になる単位をそろえる

    介護等体験や教育実践演習、教育実習などはスクーリング必修で、しかも事前に規定の単位数を揃えなければいけません。教育実習の実施校を決めることも必要です。進んで動くことが必要な1年です。

    1年後の採用試験に向けた対策もスタートします。教員免許取得が目的ではなく、学校の先生になることが目的ですよね!

  • 2年目
    実習や演習・追加の単位を取得

    1種免許に必要な単位も受講していきます。2年目は、実習・演習が主になりますが、併せていくつかの単位を取得していけば1種免許を申請できる単位数が揃います。採用側としては、出身大学は関係なくとも、2種免許よりは1種免許の方が好まれるような気がします。ただ、2種がダメということではなく、1種免許取得の意思があることが大切なように思います。

  • 2年目夏
    教員採用試験

    「教員免許取得見込み」ということで受験します。合格しても免許がない!なんてことがないように通信教育の勉強も進めていきましょう。

  • 教員免許申請

    都道府県の教育委員会に申請します。通年申請できますが、2月頃は教育大等を優先して処理していきますので、個人申請は後回しになります。早く行動することがここでも大事になります。

  • 教員生活のスタート

    教員免許があれば、正規採用もしくは時間講師・期限付き教員など学校現場で働くことができます。子どもたちのために何ができるのか、次の次元で頑張ることになりますね。

教員採用試験対策はこれがオススメ!

 教員採用試験対策も計画的に進めます。一番お金がかからない方法は何もしない事ですが、1発合格を目指すのであれば対策を立てなくてはなりません。公務員予備校に行けば何十万とかかります。その分も見積もっておくといいと思います。ここでケチって1年採用が先延ばしになるくらいなら、すこし頑張ってでも早く採用されたいですよね。

 私は教員採用試験対策の雑誌を購読して乗り切りました。特に教員養成セミナーは動画の講座があり、内容のバランスも最高にいいので、費用対効果が一番いいと思います。対策に迷うくらいならこれですね。 これで採用試験突破の確率が高まるなら安いものです。1回の給与ですぐに元が取れる程度の金額です。

迷ったら問い合わせを

 検討段階の時に問い合わせの電話をしましたが、対応はとても親切でした。入学を検討されている方は、まず問い合わせをしてみると良いと思います。自分の基礎資格や勤務形態、希望のコースによっても状況が異なりますし、声でやりとりできると安心しますね。電話が一番だと思います。

 しかし、何も情報がない中で漠然と問い合わせをしても分かりにくいし、効率も悪いです。事前に資料を用意して手元に置いておくとお互いやりやすいと思います。実際によく読めば分かるように詳しく書いていますし、仕組みさえわかれば安心できます。今の時代ネットで簡単に請求できるのがありがたいですよね。 

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