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 子どもの頃になりたいと思っていた小学校教員として日々過ごしています。でも、世に言う「優秀」ではなかったため、ここにたどり着くまでにはいろいろな経験をしてきました。今となってみれば、無駄なものは何もなかったと思うのですが、その時々でやはり不安が大きかったように思います。

なんとなく教育大学、そして就職

19歳 教育大学現役合格も「ゼロ免」の新課程

 高校を卒業し、奇跡的に現役で教育大学に合格します。当時新しく設置された「新課程」であり、教育に関わる仕事をいろいろな角度から学ぶことができるところでした。まさに、これからの時代の先駆けだと思い喜んで入学しました。免許取得が卒業の条件ではない、所謂ゼロ免課程だったので、「任意」で免許を取得することはできました。

 ただ、そこで取ることができるのは中学校と高校の免許。私は社会が好きなので中・高社会科の免許を取得しました。「小学校?小学校の先生は、ピアノも弾けないといけないし大変でしょう。いいなぁとは思うんですけどねぇ。自分にはできないだろう。」それが本音でした。

大学の桜 (3)

22歳 民間企業に就職

 教育大学卒業後、アルバイトで勤めていた民間の塾に推薦で就職。「就活をしなくていいんだ!」という安易な気持ちで社会人生活をスタートしました。「人に教える仕事」には変わりはありません。志望校合格のために一緒に頑張ることにやりがいも感じていました。その頃、多くの仲間は、教員採用試験にチャレンジし、少しずつ合格して教員になっていました。

 就職して2年目の春。ちょっと物足りなさも感じるようになりました。それは、合格した子どもたちが笑顔で飛びついていくのは私達ではなく学校の先生。心の中で、「いいなぁ」と思っていました。でも、周りで何回も受験して不合格になっている先輩方を見て、いまさら受験しても採用されるわけがないという思いの方が強かったのです。

 それでも、先輩職員や同期職員が転職したという話や、定年まで勤めた人がいないという話を聞いていくうちに、本気で転職を考えるようになりました。塾に来ることができるのは一部の子どもたち。そして、わずかな時間。「一生続けるなら、塾に通えない子どもたちにも勉強を教えたい。」そういう思いが強くなってきました。

教職を目指し、再び教育大学へ

24歳、大学院に進学

 仲間たちが教職の現場で生き生きと活躍している姿を見て、「やっぱり学校の先生になろうかな。」と思うようになりました。一方で、今の仕事を辞めて再就職。採用試験に合格するんだろうかという不安がありました。無職になることも怖かったのです。それで、友人のアドバイスを受けて、大学院に進学し、専門性を高めながら教員採用試験も受験することにしました。

 教科は中学校社会科で、倍率30倍の狭き門です。なんとかなるものかなと前向きに挑戦するも、採用試験の2次試験で見た光景は、3年前に卒業した大学同期の仲間たち。みんな、各地で期限付き教員をしながら頑張っていたのです。アカーーーン・・・。何年かかるんだろう。アルバイトで学費、生活費を稼ぎつつ不安な日々が。しかし、そこで、運命的な出会いが。

 「小学校の免許を通信でとれば」

 何回も受験している仲間が、より採用数の多い小学校で受験するというのです。さらに、基礎免許となるものを持っていれば1年で取得可能なところもあるというのです。それは知りませんでした。小学校の教員になりたいと思いながらも、「難しい」と決めつけ避けていた自分。本気で考えるようになりました。25歳後半、チャレンジしようという気持ちにいろいろなことが動き始めました。調べると選択肢は結構あるようですね。

明星通信に出会い小学校教員を目指す

26歳、「明星大学通信教育」を始める

 大学院の専修課程修了で中高社会科免許は一種から専修にめでたくバージョンアップしました。そして、近隣の中学校で期限付き教員をしながら、小学校教員免許の取得を目指すことになりました。こういう思い通信制大学で小学校の教員免許を取得できる大学は東京を中心にいろいろあります。

 私は、通信といえば玉川大学しか知りませんでした。このサイトにたどり着いた皆さんは、どうして明星大学を検討されているのでしょうか。私は、友人の「明星大学なら1年で2種免許が取得できるよ。」という言葉でした。今調べると、それは明星大学に限ったことでは無いようです。

 今になって思うことですが、大学を選ぶ際は「単位の取得がしやすいかどうか」も重要な問題だと思います。私は明星大学しか知りませんが、挫折するほど難しくはなかったです。

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27歳、小学校教諭二種免許取得 ついに小学校の現場へ

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 26歳、「二種免許取得見込み」で受験した教員採用試験は二次試験敗退。それでも、翌年二種免許を取得し、期限付き教員として小学校の現場に出ました。明星大学の通信教育は2年目に突入。今度は「一種免許取得見込み」で採用試験を受験します。結果は、二次試験敗退。見込みの通り一種免許を取得すると同時に、大学院修了していたため専修免許を手にしました。

 さて、3回目の受験は作戦を変更します。採用数は少なくなり、一次試験の通過率が北海道よりかなり厳しそうなので敬遠していた札幌市に挑戦します。その理由は、二次の倍率が少し低いこと。過去2年二次試験で不採用となっているので、二次試験の倍率に目を付けたのです。札幌で小学校の先生になることは私にとっては究極の理想でした。それなら最初からここを目指せばよかったのではないかと言われそうですが、一番の理由は自信がなかったことで、挑戦する前に諦めていたのです。

なんと、札幌市で採用試験合格!

29歳、札幌市の小学校教諭として採用試験合格

 高校卒業から10年。結果は私としては最も理想的な形で実を結びました。できれば小学校がいい、できれば札幌市がいい。でも、それは無理だろう。そんなことから挑戦することを避けていました。時間はかかりましたが、明星大学通信教育に出会ったことで両方の理想を実現できました。採用から6年。日々いろいろなことがありますが、当時の思いを糧に頑張っています。

33歳、札学経のホームページを手掛ける

 教員試験合格はスタートライン。正採用1年目は非常に苦労しました。子どもたちや保護者にとっては新人もベテランも関係ありません。そんな中、札幌市学級経営研究会に出会い、事務局員となり、今はこのホームページも担当しています。

札幌市学級経営研究会

札幌市学級経営研究会 -居場所.net-

 このページをご覧いただいている方の中で北海道にお住いの方は、ご覧いただけると嬉しいです。採用試験対策、現場でのスキルアップ、どちらにも大いに役立つはずです。お待ちしています。

プロフィール

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 現在は地域のボランティアとして消防団にも所属しています。街の行事にも積極的に参加し、地域の人とふれあい、地元に根差した地域密着型の教師という新たなジャンルを開拓しようとしています。

 私は、明星大学の通信教育課程で小学校の教員免許をとり、今は札幌市で一生懸命先生をしています。このサイトは、ここまでの道のりを主に体験談としてまとめたサイトです。最近は休日など