![]() 3回目 フロイト・娘編(教育心理) |
| 編集日:2008年9月16 日(火) 投稿者: たけ コメント:0件です |
アンナ・フロイトは、ジークムント・フロイトの娘で、父親が死去してから、さらに児童心理学に専念。エリク・エリクソンなどの有名な弟子を多数育て、戦争が子ども達に与えた影響なども調査した。特に、防衛機制についての研究が有名です。採用試験対策としては、どのような行動がどの防衛機制にあたるのかをおさえておくといいでしょう。
そもそも、「防衛機制」とは、自分自身の心を、さまざまな方法で守ることです。
1.抑圧
自分が受け入れられない考え方や感情、記憶を否定し、なかったこととしたり、無理矢理忘れようしたりすることです。感情を押し殺すという感じです。
2.合理化
理由をつけて正当化したり、ほかのものに責任転嫁をしたりすることです。
イソップ童話のキツネのお話で、手が届かないから、「あのぶどうはすっぱいぞ」と自分に言い聞かせるのが有名。あの人は美人だ。でもきっと性格が悪いぞ。自分と合わないぞ。これも合理化かな。
3.同一視
他人の優れた能力や実績を、自分のものであるかのようにみなしたり、感じたりすることで満足するというやりかたです。スポーツ選手や有名アーティストの熱狂的なファンなどが典型例です。また、親が自分の子どもに高学歴を持たせることで、自分の劣等感から逃れようとするというようなこともあります。
4.投影
自分自身が「抑圧」している考え方や感情を、ほかの人が持っているように感じてしまうことです。あいつを嫌いなのは、あいつが俺を嫌っているからなんだ。というような感じです。
5.反動形成
「抑圧」した考えや感情と正反対のことをする「防衛機制」です。嫌いな人に変にやさしくしたり、尊敬したりするような行動の仕方です。
6.逃避
現実から逃げ出すことで、不安や緊張、恐怖をなくし、自分自身を守ろうとすることです。
7.置き換え
不安や恐怖、怒りを感じる対象に直接感情をぶつけるのではなく、代わりとなるものに、感情をぶつけたりすることです。いわゆる「八つ当たり」も、「置き換え」の典型です。
8.補償
自分の劣等感を他のものでがんばって補おうとするものです。たとえば、勉強ができないから、運動をがんばるというようなことです。あくまで劣等感を補償するための行為なので、挫折しやすいということもあります。
9.昇華
現実の社会で認められない欲求や衝動(性欲や攻撃性など)を、芸術やスポーツといった誰にでも認められる高次の価値を実現することで発散します。
ここに挙げたことをよく理解して、過去問などに当たってみるといいと思います。また、インターネット上にも多くの事例がありますので、検索して勉強してみてください。





