レポート対策情報

 レポートはその科目についての知識を深めて理解し、自分なりに表現することができるようにするための大切な学びのプロセスです。大学の科目概要で示される科目の到達目標(小学校風にいうと「めあて」)が、講義を最大限要約したものですので、それを論文の柱にして書いていくと良いと思います。

このサイトのレポートについての考え方

 レポートの書き方については下記のページも参考にしてください。

 通信教育ではレポートの提出が欠かせません。「書き方が分かりません!」というご質問も過去に多くいただいていますので、少しでも参考にしていただけたらと思い紹介します。特別なことはあ

 時には少し楽をしてレポートを仕上げたいときもあると思いますが、自分なりに解釈して書くことが大切です。友人に教えてもらいながらでも良いと思いますが、丸写しはやめた方がいいと思いますよ。なお当サイトは、通信教育で学ぶ学生の助け合いのサイトです。レポート情報を販売するサイトとは一切関係はありません。売る方も売る方だと思いますが…買う人がいるからそういう商売が成り立ってしまうんですよね…。

この科目について (大学講義要項参考)

科目の到達目標

1.生活科の特質を理解する
2.『学習指導要領』における生活科の目標・内容等について理解する
3.生活科指導上の要点を理解する
4.「総合的な学習の時間」との関連を理解する

レポート評価

 レポートの作成にあたっては、レポート課題が求める学習の要点を正しく理解し、その要点を中心に所定の文字数でまとめること。

レポート課題

生活科1単位目
【課題】
1.生活科の意義について、生活科新設の背景への言及をまじえて検討せよ。
2.生活科の学年目標の特色を述べよ。
生活科2単位目
【課題】
1.生活科の学習指導について工夫したい方法、留意すべき事項を自分の視点でまとめよ。
2.生活科と「総合的な学習の時間」の関連について述べよ。

私のレポート(旧カリキュラム)

生活科教育法 1単位目

1、生活科の意義について、生活科新設の背景への言及をまじえて検討せよ。

 生活科の新設の背景として、小学校低学年の教育課程をどうするかは日本の学校教育における一つの大きな課題だった。経験カリキュラムブームにおける新教科「社会科」の出現により、低学年の授業で理科と社会科が合わせて行われたりもした。続いて、教育課程審議会では、社会・理科を中心として、教科の統合化を進め、児童の具体的な活動・体験を通じて総合的に指導することを検討する必要があるとし、これが生活科の誕生へとつながっていった。そのため、低学年では具体的な活動を通して思考する段階にあることから、児童の具体的な活動や体験に即して指導することが考えられ、学習活動において自己認識の基礎を培い、生活上必要な習慣や技能を身に付け、自律への基礎を養うことをねらいとして生活科が設けられた。はじめは、社会科と理科中心の合科教科として考えられていたが、審議のまとめでは、自分自身や自分の生活を考える全く新たな教科として設定されるようになった。活動や体験を重視する点、自律への基礎に養うというねらいそのものには変更はないが、自分=生活者という視点がすべてを統合する原理とされるようになった。生活探求学者ともいうべき、全く新しい教科として生活科は構想されるようになったのである。さらに、総合的な指導に配慮して、児童の心身の発達状況を考慮して指導することが求められた。

 生活科の意義を6つの点で検討すると(1)方法としての活動や体験の重視①具体的な活動や体験を通しての指導の導入よる児童の意欲的な学習や生活②低学年のみに終わらない活動や体験の重視は、大人にとっても効果的な学習(2)幼児教育と小学校教育の接続の見直し①4~7歳児を一緒にした教育課程の開発(3)生活による知識等の総合化①合科的な指導の行き詰まり②認識者から生活者への転換の必要、子どもを社会や自然を客観的に受け入れる受動的な認識者ではなく生活者として考える。(4)生活自立者を育てる教科としての生活科①知識等の手段的価値性:心身ともに自立的な生活者として成長発達を遂げることを目指している。②教科概念への問題提議:教科とは何かが問われるようになった。(5)総合的な学習の時間との連続性:生活科の趣旨やねらいからくる学校裁量時間を中核とした総合学習の新設(6)教員養成科目としての生活科:小学校教諭の資格の取得において大学における生活科の単位の取得が必要となった。

 意義の項目を列挙するだけでなく、その内容を理解したうえで、その中に「生活科」のねらい、子ども観がいかに反映しているのか探ってください。

2、生活科の学年目標の特色を述べよ。

 生活科における学年目標は、1・2学年に共通する目標となっている。これは、目標を2学年に共通することで、それぞれの実態に応じた学習活動の展開が容易になるからで、学年の枠を外して一体的に柔軟性をもたせて設定することが望ましいとされているからである。生活科の目標は、平成元年と10年の指導要領で、それぞれ3項目にわたって示されているが、基本的な考え方は元年のものから維持されている。しかし、10年版で示された「身近な人々及び地域の様々な場所」「愛着をもつ」「気付いたこと」といった表現が挿入され、生活科に新たな方向が示されることとなった。

 まず、1つ目の目標について比較してみると、元年版では「自分と学校、家庭、近所などの人々及び公共物」の部分が「自分と身近な人々及び地域の様々な場所、公共物」に改められることで、社会へのかかわりを総合的にとらえようとする方向が明確にされた。公共物以外のものが示されることで「愛着をもつ」という表現の追加に関連づけられる。また(1)では、適切な行動についても示されており、10年版のものでは、思いや願い、親しみ、よさを出し合うなど情意的な面を強調している。次に2つ目では、要領の内容がまったく同じで児童の具体的活動、身近な自然とのかかわりなどについて示されている。ねらいとしては、自然を大切にする心を育てていくこと、遊びや生活の工夫、となっている。また、自分自身への気付きも重視されている。次に3つ目での主な改訂の点は、10年版で「身近な人々」「それらを通して気付いたことや楽しかったこと」が挿入されたことに対し

 元年版にあった「動物を育てたり、遊びや生活に使うものを作ったりなどして」の部分が削除されたことである。特に「身近な人々」は教科目標や学年目標でも変更された部分である。元年版の「社会」という表現に埋没しがちな一人一人の人間と児童とのかかわりの重要性を10年版において「身近な人々」という表現を挿入することで強調したのである。また、身近な人々は児童にかかわる様々な人々を学習の対象として示したのである。更に、「気付いたこと」については、知的な気付きを重視し、「楽しかったこと」も児童が学習を積極的、肯定的にとらえて活動や体験することをねらいとした。そして、元年版の「」動植物を育てたり、遊びや生活に使うものを作ったりなどして」の部分の削除は、目標(2)の類似表現との重複を避けたものと言える。目標の3つ目は、見る、聞く、触れる、作る、探す、育てる、遊ぶなどを通して楽しさ、気付き、表現を身に付けることが目指されている。

 目標において、子どもの視点に立った人・自然・社会とのかかわりがどう表現されているのかを明らかにしてみるとよいでしょう。

生活科教育法 2単位目

1、生活科の学習指導について工夫したい方法、留意すべき事項を自分の視点でまとめよ。

 生活科の学習指導において、教師の指導のあり方を表すのに支援という言葉が登場した。生活科の学習では特に、教師が教え、児童がそれを学ぶといった関係になってはならない。児童が自ら学び、自ら生きる知恵を身に付けることを目指し、児童自らが直接活動できるように教師は学習環境を整え、授業では主体的な活動を促す支援者とならなければならない。支援とは、子ども一人一人に適切に対応することであり、支援に対する教師の指導のあり方が現在では求められている。では、生活科における支援で教師は、どのような指導を展開することが期待されているのかといえば、子どもの願いが学習によって実現されるようにする指導のあり方が求められているのである。

 子どもは、授業に限らず様々な活動から学んでいる。特に直接経験したことは、単に暗記して覚えたことに比べて、確実に児童の身になっていると言える。生活科では、そういった子どもの特質を配慮して授業を展開することで、これまでの理科、社会を兼ねた内容+生活の目標を達成する内容のものとなっていくと考えられる。たとえば、授業で電車の乗り方を学習するとする。児童の中には、一人で電車に乗ったことがある者、親となら乗ったことがある者、全く乗ったことのない者に分かれる。この中で、親と一緒に乗った者については、ほとんど自分の身についてなかったと言える。確かに切符を買う場所や駅の改札の通り方などは知っていたが、肝心の値段や目的地に向かう電車が到着するホームについてはほとんど知らなかった。そこで、授業で一度取り上げたあとでは、目的地までの値段の見方、知っている場所においては、その待つべきホームなどが段々と分かるようになっていった。様子を見ていると、児童にとっては授業をしていると言うよりも、極端ではあるが、駅に遊びに来ているかのように見えた。

 これらのことから、やはり児童に対して何かを覚えさせようと思うのなら、経験を抜きにしては考えられない。確かに、教室の中だけでも、できない内容ではないが、児童の生き生きとした表情を見れば、どちらの学習が本当に身に付いているのかは明白である。そのためにも、教室に限らず、まわりの大人は児童に対して最も必要とされる「学ぶ環境」を整えてあげることが大切なのである。環境さえしっかりと保つことができたら、子どもたちはそこから様々なことを学び取っていけると考える。

「やってみたい」気持ちを高めることは確かに大事です。それに加えて、おや?なぜ?どうして?の疑問をもって事象、できごとの前で立ち止まって考えることも大切になるでしょう。よりよい指導をめざし、創造的になってください。

2、生活科と「総合的な学習の時間」の関連について述べよ。?

 総合的な学習の時間は、生活科を中核とした他教科との合科的な指導が進められることなどが考慮され、小学校3年~高等学校に至るまでの期間に設定された。原案・中間まとめ・審議のまとめ・答申と出され、最終的な答申でのポイントは「自ら学び・自ら考え・主体的に判断し、よりよく問題を解決する資質や能力を育てる」ことと「生きる力」の育成にある。総合的な学習のねらい及び「知の総合化」は単に総合の時間のみに特有なねらいではなく、もっと広く他の教科等全般においても同等に重視されるべきねらいである。またこのねらいは生活科のねらいをイメージして考えられたものである。生活科における「具体的な活動や体験を通して…生活上必要な習慣や技能を身に付けさせ、自立への基礎を養う。」とされる目標・ねらいと総合的な学習の時間を比べれば同じであることがわかる。生活科の発展したものが総合的な学習の時間として位置付けられる。問題解決の資質や能力、学び方やものの考え方、主体的、創造的な探求の態度を育成することにあることなどは、生活科と総合的な学習との同質性を感じさせる。また、生活科と総合的な学習の時間のみに限らず、他教科や道徳、特別活動との関連をはかることで、様々な知識や技能がいかされてくる。生活科や総合的な学習では実践的・実際的な課題の探求をし、教科では知識や理論的な探究が必要である。

 内容編成の工夫について考えると、学習指導要領では、学校や児童の実態に合った、特色あるカリキュラムづくりを示している。横断的・総合的な課題に対し、現実の生活がある。これを、より望ましい生活に近づけるためのカリキュラムづくりをするためには、現実の子どもたちの生活の実態をとらえなければならない。そして、児童の興味・関心や地域、学校の特色をいかしていく必要がある。生活科では、基本的な視点として、人と社会、自然、自分自身の3つのかかわりについて示し、具体的なし…として、身近な人々との接し方、公共の意識とマナー、生活と消費、情報と交流、時間と季節、遊びの工夫、身近な自然と触れ合い、健康で安全な生活、成長への喜びの10点を示している。これは、それぞれ生活科の内容ではあるが、総合的な学習の基礎的なものとも言える。そして生活科や総合的な学習の時間に限らず、必要となるのが教師自身の創造性である。教師による創造性がなければ環境がよくても児童は伸びることがないだろう。教師自身の創造性を高めることが児童の成長にはとても必要であり、様々な独自性や判断力も求められると考える。

両者の発展的つながりをあきらかにしてみてください。両者の特質を踏まえて「自立」「自己の生き方」をキーワードにしてみるとよいでしょう。

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