スクーリング・レポート

 レポートやスクーリングはその科目についての知識を深めて理解し、自分なりに表現することができるようにするための大切な学びのプロセスです。大学の科目概要で示される科目の到達目標(小学校風にいうと「めあて」)が、講義を最大限要約したものですので、それを論文の柱にして書いていくと良いと思います。

このサイトのレポートについての考え方

 レポートの書き方については下記のページも参考にしてください。

 通信教育ではレポートの提出が欠かせません。「書き方が分かりません!」というご質問も過去に多くいただいていますので、少しでも参考にしていただけたらと思い紹介します。特別なことはあ

 時には少し楽をしてレポートを仕上げたいときもあると思いますが、自分なりに解釈して書くことが大切です。友人に教えてもらいながらでも良いと思いますが、丸写しはやめた方がいいと思いますよ。なお当サイトは、通信教育で学ぶ学生の助け合いのサイトです。レポート情報を販売するサイトとは一切関係はありません。売る方も売る方だと思いますが…買う人がいるからそういう商売が成り立ってしまうんですよね…。

この科目について (大学講義要項参考)

科目の到達目標

1.造形的表現活動の本源的な意味・価値・効用などについて見識を深め、当教科の普通学校教育における意義が見いだせること。

2.幼年期から児童期までの子どもの造形表現の特質中に、造形表現の原理的表現型がいかに観察されるかを把握できること。

レポート評価

・レポートの作成にあたっては、課題に即した範囲のテキスト内容を的確に読解し、その範囲に該当する「学習要点事項」に関する解釈が、所定の文字数でまとめられていること。

・考察や私見が求められている課題の場合でも、記述内容が主観的に過ぎるものや、反対にテキストからの引用そのものは不合格とする。

レポート課題

1単位目
1.テキストの「図画工作(美術/造形表現)教育の意義・目的」(第1章)を読み、1,000字程度に大意要約せよ。

 テキストの第1章(7~17頁)を読み、1.~6.の各節ごとに100~200字程度に要約するとよいそうです。

2.テキストの「美術科教育の歴史」(第3章)を読み、「山本鼎の自由画教育」と「久保貞次郎の創造主義美術教育」とを、明治初期からの我が国の美術教育史の概略に位置づけ、1,000字程度で説明せよ。

 テキストの第3章(31~45頁)を読み、1000字程度で課題に回答するには、2節「図画工作科教育史の時代区分と概観」の中に、4節「自由画時代」と8節「創造・認識・造形教育時代」のそれぞれを要約して位置づけていきますが、42頁のコラムに記されているように、自由画論も創造美育も民間教育運動から学校教育へ展開しているところにも注目して書いていきます。

2単位目
1.テキストの「学習指導要領の方向、教科としての図画工作」(第2章)を読み、1,000字程度に大意要約せよ。

テキストの第2章(18~30頁)を読み、1.~13.の各節ごとに50~100字程度で要約していきますが、3節「図画工作科の学習指導要領の構成」を役立てると、よりまとめやすくなります。

2.テキストの「図画工作の評価」(第7章)を読み、「観点別学習状況の評価」における4つの観点のそれぞれについて、それぞれの観点の趣旨に沿いながら、全体で1,000字程度に整理して説明せよ。

テキストの第7章(132~139頁)を読み、2節「評価の基礎となる観点別学習状況の評価」を骨組みに、3節「図画工作の評価の観点」や4節「評価の手続き」に解説されている事柄を、136頁冒頭の表中にある「・評価の観点及びその趣旨」に沿って把握し整理していきます。

私のレポート(旧カリキュラム・類似課題)

1単位目

(1)テキスト内の「わが国の美術教育の変遷」(第1章、第5節)について、800字程度に大意要約し、その感想としての私見を200字程度で述べよ。

 わが国において、美術教育が普通教育に取り入れられたのは、明治5年の学制の頒布以後である。初期の図画教育は鉛筆によるコピーが主であったが・・・。明治14年ごろから「国粋主義」の風潮が強まった影響を受け・・・。明治30年代に入ると、鉛筆画・毛筆画を考え直すべきだという意見が強くなり・・・。明治42年に、国定教科書の新定画帳が完成・・・。

大正デモクラシーの時代に入ると、自由画教育の提唱が・・・。

昭和に入ると・・・。昭和6年の満州事変以降・・・。戦後の日本の美術教育は・・・。

 私自身、子どもに絵を描かせる際の教科書の扱い方や、助言の仕方、さらには評価のあり方について難しさを感じている。以上の美術教育の歴史から、大切なことは、写真のような絵をかけるかどうかや、絵の具等の道具が上手に使えるかどうかではないことを知った。私自身、子どもの表現力を引き出すことができるように、子どもとの日常のかかわりの中から、子どもがどのようなイメージを持っているのか、何を表現しようとしているのかを感じ取れるようにしていきたいと感じた。

(2)絵画指導の意義と方法についてまとめよ。

 絵画では、児童が心に思ったことや、観察して得た印象などを、実用性や技巧性などの拘束を受けることなく、二次元の平面に表現することができる。児童に表現させる絵画の内容は、想像画と観察画に分けられる。  学習指導要領では・・・。このような内容を踏まえ、絵画指導の意義は、児童の自由精神を尊重しつつ、児童の個性に応じた指導を展開していくことを通して、児童の表現力を引き出すことにある。その際、絵画指導に当たる教師は、絵を描くことを児童と共に楽しみ、表現の喜びを自ら示し、児童のそれぞれの立場において、新しい前進や発見を勇気付けることが望ましい。

実際の絵画指導にあたっては・・・。低学年の指導では・・・。中学年では・・・。高学年では・・・。

 以上のように、児童の発達段階に留意しながら絵画の基本を指導し、児童の表現力を引き出すことを目指していくことが求められている。

 よくまとまっています。具体例と対応させてテキストの内容を解釈してください。

2単位目

(1)テキスト内の「チゼック教授の美術指導と質疑応答」(第11章)を読み、得られた知見と感想を述べよ。

 私は、チゼック教授の美術指導と質疑応答から、以下の3点について特に影響をうけた。 1点目は、親や教師が子どもの創造性を大切にする考えをもつということである。(詳細略)2点目は、子どもの生まれ育った環境について考えることである。(詳細略)3点目は、指導方法についてである。(詳細略)最後に、子どもたちが安心して自分の表現したいものを表現できるようにするためには、教師や親とのかかわりだけではなく、学級内の雰囲気も大切になる。美術指導を通して、友だちの絵を認め、いろいろな表現を受け入れる寛容な態度も育てていきたいと考えた。

(2)評価の問題点について考察せよ。

(評価の意義・図画工作科の具体的な評価についての説明は略)

 この教科における評価の難しさについて整理すると、ひとつは客観性のある評価を行うことの難しさである。納得できる評価にするためには、教師は公平無私の態度で臨み、客観性のある評価を行うことが肝心である。しかし、先にあげた評価の尺度が曖昧になる目標や、絵画表現にみられるように、児童の空想や想像力により表現された芸術的表現に対する評価は、評価規準は客観的に設定できても、評価基準は各教師の中にあり、担任によって評価の仕方に差が出てしまうことにある。

 評価は教師のする一種の鑑賞。子どもの表現の発達段階を理解して名作品と正対してください。

このレポートは提出から返却まで3か月半かかりました。

スクーリング・レポート情報

 以下は、皆様からの情報提供によるコンテンツです。ご協力をお願いします。レポートは本文をそのまま掲載していただいて構いませんが、他のサイトや文献をコピペしたものについてはご遠慮ください。できれば、本文というよりはポイントを後輩に説明するように「こんな感じで書いたよ」と書いていただけるとありがたいです。

 また、このページを始めインターネット上でやり取りしている内容は、既に多くの方が利用しているということ、内容は若干古いものになっていることもご了承ください。当サイトは皆様の書き込みによって、少しでも新しく有益な情報を共有できるようにすることを目指しています。マナーを守って、今後も「役に立つ」サイトを作ってまいりますので、皆様のご協力をよろしくお願いいたします。なお、特定の個人を非難するようなコメントはこの場では不適切ですのでご遠慮ください。

ぜひ投稿していただきたい内容

・不合格となったレポートのコメント
 何がダメなのかということがわかれば、今後レポートを書く方々にとって大変参考になると思います。

・工夫したところ
 悩みの多いレポート、どうやって合格したのか。

・レポートそのものの書き方
 はじめ、中、終わりをどのような柱で書いたのか簡単に。なお、投稿される際は、何の課題について書いたかがわかるように、課題を1行ほど書いていただけると助かります。

・スクーリングについての交流
 スクーリングの雰囲気、講義の概要、試験の難易度や手応えなど講義を受けて感じたことを教えてください。